誤達
ごたつ
名詞動詞-サ変
標準
delivery to the wrong house or person (email, postal items, etc.)
文例 · 用例
」 若い弁護人は自分の担任した被告の妻と妹とに判決の結果を通知する電報を認めなければならなかつたが、こんなごたついて居る処では、それを認める余席もないと思つて、廊下へ出た。
— 平出修 『逆徒』 青空文庫
――ここがその、少々変な塩梅なのでござりまして、先が盲だとも、盲だからとも、乃至、目あきでないとも、そんな事は一向心着かず……それには、ひけ頃で帳場もちょっとごたついていたでもござりましょうか。
— 泉鏡花 『怨霊借用』 青空文庫
火事は一夜で燃え尽しても、火事場の騒ぎは、一夜で終るどころか、人と人との間の疑心、悪罵、奔走、駈引きは、そののち永く、ごたついて尾を引き、人の心を、生涯とりかえしつかぬ程に歪曲させてしまうものであります。
— 太宰治 『女の決闘』 青空文庫
金木の家は病人でごたついているので、北さんは遠慮したのか、とにかく五所川原へ泊る事になったのだ。
— 太宰治 『故郷』 青空文庫
請願委員の上京にはだいぶ大臣の方でもてこずつてゐるやうぢやが……」 「いや、相變らずごたついてゐますので……」 「さうか。
— 南部修太郎 『女盗』 青空文庫
女のごたつきには興味が無いんだ。
— 太宰治 『パンドラの匣』 青空文庫
雪でもまくしかけて来そうに底冷えがするので、葉子は茶の間に置きごたつを持ち出して、倉地の着がえをそれにかけたりした。
— 有島武郎 『或る女』 青空文庫
「おやそう……寒かったでしょう」 とでもいって迎えてくれる姉を期待していたらしい貞世は、置きごたつにはいってあぐらをかいている途方もなく大きな男を姉のほかに見つけたので、驚いたように大きな目を見張ったが、そのまますぐに玄関に取って返した。
— 有島武郎 『或る女』 青空文庫
作例 · 標準
重要なメールが誤達しないよう、送信前にアドレスを再確認した。
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郵便物の誤達を防ぐため、住所は正確に記入してください。
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誤達のせいで、彼の個人情報が漏洩してしまった。
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