弦材
げんざい
名詞
標準
chord member
文例 · 用例
魚河岸が築地へうつってからは、いっそう名前もすたれて、げんざいは、たいていの東京名所絵葉書から取除かれている。
— 太宰治 『葉』 青空文庫
日本文学の伝統は、美術、音楽のそれにくらべ、げんざい、最も微弱である。
— 太宰治 『古典竜頭蛇尾』 青空文庫
また、げんざい、しようとも思わぬ。
— 太宰治 『父』 青空文庫
げんざい、奥田家のご総領に向って、そんなおそろしい事を言うなんて、まるで、鬼です。
— ―――一幕三場 『春の枯葉』 青空文庫
私、(おれだって、いま、こう見えていても、げんざい精出して居るじゃないか。
— 太宰治 『めくら草紙』 青空文庫
するとマカールは笑つて、「それやおまい、ほんとうの犯人も何も、げんざい、血のついたナイフが荷物の中から出て来た以上は、その人間が殺したんだらうぢやないか。
— 鈴木三重吉 『ざんげ』 青空文庫
)国元に余一と申し候(は)主人一ばん子にて、是も子どもらのげんざいの兄にて、いつかう人がらよろしく候。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
平三は十歳頃までは時々寝小便を外すことがあつたが、「寝小便げんざい、はりげんざい。
— 加能作次郎 『厄年』 青空文庫
作例 · 標準
橋の強度を確保するため、トラス構造の弦材には高強度の鋼材が使われた。
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腐食が進んだ弦材を交換する工事が、深夜の道路を封鎖して行われた。
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建築家は、屋根を支える弦材の美しさを強調したデザインを考案した。
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