爆撃機
ばくげきき
名詞
標準
bomber (aircraft)
文例 · 用例
空の勇士、選りぬきのエースが手馴れの爆撃機を駆って敵地に向かうときの心持には、どこかしら、亀さんが八かましやの隠居の秘蔵の柿を掠奪に出かけたときの心持の中のある部分に似たものがありはしないか。
— 寺田寅彦 『重兵衛さんの一家』 青空文庫
一番面白いのは、三艘の大飛行船が船首を並べて断雲の間を飛行している、その上空に追い迫った一隊の爆撃機が急速なダイヴィングで礫のごとく落下して来て、飛行船の横腹と横腹との間の狭い空間を電光のごとくかすめては滝壷の燕のごとく舞上がる光景である。
— 寺田寅彦 『烏瓜の花と蛾』 青空文庫
この光景の映写の間にこれと相錯綜して、それらの爆撃機自身に固定されたカメラから撮影された四辺の目まぐるしい光景が映出されるのである。
— 寺田寅彦 『烏瓜の花と蛾』 青空文庫
昔の日本人は前後左右に気を配る以外にはわずかに鳶に油揚を攫われない用心だけしていればよかったが、昭和七年の東京市民は米露の爆撃機に襲われたときに如何なる処置をとるべきかを真剣に講究しなければならないことになってしまった。
— 寺田寅彦 『烏瓜の花と蛾』 青空文庫
ある軍人の話によると、重爆撃機には一キロのテルミットを千箇搭載し得るそうである。
— 寺田寅彦 『烏瓜の花と蛾』 青空文庫
僕の眼には、爆撃機の腹から、ばらばらと落ちてゆく黒い爆弾のすがたがうつった。
— 新美南吉 『ごんごろ鐘』 青空文庫
六百台余の重爆撃機が天地を震撼させて進軍する様は世界を席捲するが如く感じました。
— 岡本かの子 『母と娘』 青空文庫
いちばんおもしろいのは、三|艘の大飛行船が船首を並べて断雲の間を飛行している、その上空に追い迫った一隊の爆撃機が急速なダイヴィングで小石のごとく落下して来て、飛行船の横腹と横腹との間の狭い空間を電光のごとくかすめては滝壺のつばめのごとく舞い上がる光景である。
— 寺田寅彦 『からすうりの花と蛾』 青空文庫
作例 · 標準
第二次世界大戦中、「爆撃機」は重要な役割を担った。
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最新鋭の「爆撃機」は、ステルス性能に優れている。
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空襲警報が鳴り響き、「爆撃機」の編隊が上空を通過した。
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