見限る
みかぎる
動詞-五段-ラ行動詞-他動詞
標準
to give up on
文例 · 用例
次郎左衛門を見限ると同時に、彼女はむやみに栄之丞が懐かしくなって、うかうかと起請を焼いたことがしきりに悔まれた。
— 岡本綺堂 『籠釣瓶』 青空文庫
弥助 そんなにお前、自分を見限るにも当らねえじゃねえか。
— 菊池寛 『入れ札』 青空文庫
何故自分を見限るんか?
— 石川啄木 『我等の一團と彼』 青空文庫
彼等が見出そうと欲したのは五年目に見るソヴェトに対するゴーリキイの失望と、偉大な声楽家シャリアピンが金の儲からぬロシアを捨てて、しかも古いロシアの嘆きの唱を歌いつつ稼いでいるように、ソヴェトを見限るであろうということであった。
— 宮本百合子 『マクシム・ゴーリキイによって描かれた婦人』 青空文庫
現代の演劇を、現代の劇場に求められないとすれば、知識階級の大部分は、演劇を見限るより外はない。
— 岸田國士 『わが演劇文化の水準』 青空文庫
しかし、そう簡単に見限るものでもあるまい。
— 佐藤垢石 『酒徒漂泊』 青空文庫
……たとえ、お前がほんとうに鶴子やとめを殺ったんだって、そのぐらいのことでお前を見限るようなことはしないから、その方も安心なさい。
— 久生十蘭 『魔都』 青空文庫
というよりは世を見限ることによって、一つの詩境を建立した人々だといった方が、なおよいかも知れない。
— 風巻景次郎 『中世の文学伝統』 青空文庫
作例 · 標準
成績が一向に上がらないので、ついに塾の先生も見限ったようだ。
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経営が悪化した会社を、投資家たちは一斉に見限った。
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彼は親友だと思っていた男に、土壇場で見限られてしまった。
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