ホッテントット
ホッテントット
名詞
標準
Hottentot (former name of the Khoi people)
文例 · 用例
チンパンジーの代わりにホッテントットであったらどうか。
— 寺田寅彦 『空想日録』 青空文庫
振るっているのはホッテントットの用いる三弦の弦楽器にガボウイというのがあり、ザンジバルの胡弓にガブスというのがある。
— 寺田寅彦 『日本楽器の名称』 青空文庫
しかるにこの蛇煙草汁を忌む事抜群で、この物煙草汁に中って死するは、人がこの物の毒に中って死するより速やかだから、ホッテントット人これを見れば、煙草を噛んでその面に吹き掛け、あるいは杖の尖にその脂を塗りて、これに咬み付かしむればたちまち死す。
— 蛇に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
日本は「非常時」であるが、アフリカのホッテントットのところでは「非常時」はない。
— 宮本百合子 『今日の文化の諸問題』 青空文庫
ホッテントットの文化は、今日のホッテントットが、野牛を殺してその角を取り、それをヨーロッパ人に売って暮しているその生産の未熟な条件に応じて自身の文化を持っているのである。
— 宮本百合子 『今日の文化の諸問題』 青空文庫
人々はホッテントットとアリアン人とを共通の祖先にまで実地に、古生物学的にも、追跡することは出来ないようである。
— 戸坂潤 『範疇の発生学』 青空文庫
それと同じように、一羽の鳩にしても、いぎりすの眼には資本帝国主義のあらゆる美名家として映るだろうし、ホッテントットにとっては単に焙り肉の晩餐を聯想させるに過ぎないかも知れないのだ。
— Mrs. 7 and Mr. 23 『踊る地平線』 青空文庫
ホッテントットの女のように、良人に噛みつき擲り合って、しんまで事がさっぱりするのだったら、どんなに晴ればれするだろう。
— 宮本百合子 『心の河』 青空文庫
作例 · 標準
歴史の授業で、かつてアフリカ南部に住んでいたコイコイ人がホッテントットと呼ばれていたことを学んだ。
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「ホッテントット」という呼称は現在では差別的と見なされることが多く、使用には注意が必要だ。
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古い文献には、ホッテントットの風俗について詳細に記述されている箇所がある。
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