大学病院
だいがくびょういん
名詞
標準
university hospital
文例 · 用例
現に国手、お前んの大学病院の何とか教室へ俺が推掛けて、偉い人たちに吃驚して遁げて返った、あの朝ですだ。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
…… この目覚しいのを見て、話の主人公となったのは、大学病院の内科に勤むる、学問と、手腕を世に知らるる、最近留学して帰朝した秦宗吉氏である。
— 泉鏡花 『売色鴨南蛮』 青空文庫
それが切っ掛けで腹膜になり、大学病院へ入院した。
— 織田作之助 『雪の夜』 青空文庫
かの女の家は元来山の手にあるのだったが、腺病質から軽い眼病に罹り、大学病院へ通うのに一々山の手の家から通うのも億劫なので、知合いのこの根津の崖中の邸へ老女中と一緒に預けられたのであった。
— 岡本かの子 『高原の太陽』 青空文庫
文吉はぺちゃくちゃと音をさせて食べながら、おそで(継母)の連子の浜子さんは高等科を卒業して、今は大阪の大学病院で看護婦をしているそうでえらい出世であるが、順平さんのお嫁さんは浜子さんより別嬪さんである。
— 織田作之助 『放浪』 青空文庫
また、大学病院の建物も橋のたもとの附属建築物だけは、置き忘れられたようにうら淋しい。
— 織田作之助 『馬地獄』 青空文庫
何もせぬのに夜通し痛がっていたので、乳腺炎になったのかと大学病院へ行き、歯形が紫色ににじんでいる胸をさすがに恥しそうにひろげて診てもらうと、乳癌だった。
— 織田作之助 『競馬』 青空文庫
また、下谷から焼け出された或四十がっこうの一婦人は、本郷の大学病院の後までにげて来ると、火の手はだんだんにそこへものびて来そうになりました。
— 鈴木三重吉 『大震火災記』 青空文庫
作例 · 標準
地元のクリニックでは手に負えないと言われ、紹介状を持って大学病院へ向かった。
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大学病院の待合室はいつも混雑しており、診察まで3時間待つことも珍しくない。
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若手医師たちは、大学病院の過酷な勤務体制の中で日々研鑽を積んでいる。
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