疑い深い
うたがいぶかい
形容詞
標準
doubting
文例 · 用例
これだけの事実はいかなる疑い深い人でも認めないわけにはいかないだろうと思う。
— 寺田寅彦 『相対性原理側面観』 青空文庫
がっしとまた胸を絞って、「でありますが、余りお疑い深いのも罪なものでございます。
— 泉鏡花 『菎蒻本』 青空文庫
何でああ疑い深いでしょう。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
「恐ろしい疑い深い人間やなあお前は……」 又野はイヨイヨ不愉快そうに顔を撫でた。
— 夢野久作 『オンチ』 青空文庫
そうして様子を探ってみたんだ」「疑い深いなあ……お前は……」「まだあるんだ。
— 夢野久作 『オンチ』 青空文庫
疑い深い沢山の眼に取りかこまれて、私は又頼り所のない淋しさと憤怒とを感ぜずにはいられませんでした。
— 松永延造 『職工と微笑』 青空文庫
熊さんのお内儀さんは、馬鹿正直なかわりに疑い深いたちでした。
— 日輪草は何故枯れたか 『日輪草』 青空文庫
そのうちに、疑い深い俊寛の瞳にも、遥かかなたの水平線に、波に浮んでいる白千鳥のように、白い帆をいっぱいに張りながら、折柄の微風に、動くともなく近づいて来る船の姿が映らずにはいなかった。
— 菊池寛 『俊寛』 青空文庫
作例 · 標準
例句