唐土
もろこし異読 とうど
名詞多音語頻度ランク #7582 · 青空 219 例
標準
China
文例 · 用例
八「唐土にても墨張とて学問にあまり精を入れしゆえにつりし蚊帳が油煙にてまっ黒になりしという故事に引きくらべて文盲儒者の不性に身持ちをして人に誇るものあり。
— 寺田寅彦 『人の言葉――自分の言葉』 青空文庫
唐土の昔、咸寧の時、韓伯が子某と、王蘊が子某と、劉耽が子某と、いづれ華冑の公子等、一日相携へて行きて、土地の神、蒋山の廟に遊ぶ、廟中数婦人の像あり、白皙にして甚だ端正。
— 泉鏡太郎 『甲冑堂』 青空文庫
月丹、照殿紅などは、唐土にての花大なるものの名なり。
— 幸田露伴 『花のいろ/\』 青空文庫
「さあ、此の本が、唐土の人……揃つたわね、主人も、客も。
— 泉鏡太郎 『印度更紗』 青空文庫
むかし唐土長安のハイカラ、新しい買たての靴で、キユツ/\などとやり、嬉しさうに、爪先を見て、ニヤ/\と町を通る。
— 泉鏡太郎 『人參』 青空文庫
いつか四谷の堂の扉をのぞいて、眞暗な中に閻王の眼の輝くとともに、本所の足洗屋敷を思はせる、天井から奪衣の大婆の組違へた脚と、眞俯向けに睨んだ逆白髮に恐怖をなした、陰慘たる修羅の孤屋に比べると、こゝは却つて、唐土桃園の風が吹く。
— 泉鏡太郎 『深川淺景』 青空文庫
いわゆる故国は喬木あるの謂にあらずと、唐土の賢人はいったそうだが、やはり故国の喬木はなつかしい。
— 岡本綺堂 『秋の修善寺』 青空文庫
きのう永井|荷風という日本の老大家の小説集を読んでいたら、その中に、「下々の手前達が兎や角と御政事向の事を取沙汰致すわけでは御座いませんが、先生、昔から唐土の世には天下太平の兆には綺麗な鳳凰とかいう鳥が舞い下ると申します。
— 太宰治 『三月三十日』 青空文庫
作例 · 標準
昔、遣唐使が唐土へ渡り、多くの文化を持ち帰った。
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唐土から伝来した書物は、日本の文化に大きな影響を与えた。
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この陶器は、遠い唐土で作られたものらしい。
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標準
Chinese
作例 · 標準
彼は唐土の言葉を流暢に操る学者だ。
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唐土の詩は、古くから日本で愛読されてきた。
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この絵画には、唐土の風景が描かれている。
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