煌めく
きらめく
動詞-五段-カ行動詞-自動詞頻度ランク #35055 · 青空 70 例
標準
to glitter
文例 · 用例
世界的百貨店、ウェルトハイムの大飾窓に煌めく満天の星、神木の木の下の女神を取巻く小鳥、獣類、人間の小児、それらを囲る幽邃な背景が、エンジンの回転仕掛けで、めぐる、めぐる。
— 岡本かの子 『伯林の降誕祭』 青空文庫
碧に煌めく桐の葉の半分と、蒼々無際限の大空が見える。
— 国木田独歩 『都の友へ、B生より』 青空文庫
九月七日――「昨日も今日も南風強く吹き雲を送りつ雲を払いつ、雨降りみ降らずみ、日光雲間をもるるとき林影一時に煌めく、――」 これが今の武蔵野の秋の初めである。
— 国木田独歩 『武蔵野』 青空文庫
珠か、黄金か、世にも貴い宝什が潜んで、気の群立つよ、と憧憬れながら、風に木の葉の音信もなければ、もみぢを分入る道も知らず……恰も燦爛として五彩に煌めく、天上の星を指しても、手に取られぬ、と異りはない。
— 泉鏡太郎 『神鑿』 青空文庫
――そして扇形に空に拡がる火気の中にちろ/\と煌めくネオン。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
灯の煌めくときは周囲の夜闇を深夜のように圧し黒め、消ゆるときは一色の闇の中にも川―河岸―空と三段の区別を淡く透して宵のうちに返る灯と闇との関係は妙に互いに反対の効果を狙い合って騙し合い/\しているようでございます。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
そして扇形に空に拡がる火気の中にちろ/\と煌めくネオン。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
さうしては蛙の鳴かぬ日中にのみ、之を仰げば眩ゆさに堪へぬやうに其の身を遙に煌めく日の光の中に沒して其小さな咽の拗切れるまでは劇しく鳴らさうとするのである。
— 長塚節 『土』 青空文庫