恋の病
こいのやまい
表現名詞
標準
lovesickness
文例 · 用例
「ほほう、敵にも味方にも鬼神のように恐れられている武蔵守殿が恋の病い、さりとは珍しいことじゃ。
— 岡本綺堂 『小坂部姫』 青空文庫
だが、人の心に巣喰う退屈は、恋の病共々四百四病のほかのものに違いない。
— 三河に現れた退屈男 『旗本退屈男 第五話』 青空文庫
六兵衞は恋の病かとも思ってみた。
— IKIRYO 『生霊』 青空文庫
」 長崎屋は、笑いつづけて、「何も不思議がることはない、御息女は、恋の病いにかかられたのじゃ。
— 三上於菟吉 『雪之丞変化』 青空文庫
軽業のお初さんが、恋の病――か、ふ、世間さまが、さぞお笑いだろう。
— 三上於菟吉 『雪之丞変化』 青空文庫
然し、恋の病的状態のすぎ去ったあと、肉体だけが残るわけではありますまい。
— ――ゴロー三船とマゴコロの手記―― 『ジロリの女』 青空文庫
美しいエイリイはアルトニヤ人ではなく、コネリイ・モルの治めている国の生れであった、コネリイ・モルの許に十人の人質がいた時、エイリイは恋の病いに弱りおとろえてしまった。
— フィオナ・マクラウド Fiona Macleod 『琴』 青空文庫
「その遠眼鏡の中へ、いきなり滅法綺麗な娘の顔が映ってとろけるようにニッコリしたとしたら、どんなもんです、親分」「俺はそんな覚えはないよ」「殿様はブルッと身ぶるいして、その晩から寝込んでしまった」「風邪を引いたのか」「この道ばかりは銭形の親分でも見立てがつかねえ、――手っ取り早く言えば、恋の病ですよ。
— 遠眼鏡の殿様 『銭形平次捕物控』 青空文庫
作例 · 標準
彼女はすっかり恋の病にかかってしまい、勉強が手につかないらしい。
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友人が恋の病で食欲がないと言っていたが、本当に大丈夫だろうか。
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初恋の相手を忘れられず、彼は長い間、恋の病に苦しんでいた。
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