壁塗り
かべぬり
名詞
標準
plastering
文例 · 用例
壁塗り左官のかけ梯子より落ちしものの左腕の肉、煮て食いし話、一看守の語るところ、信ずべきふし在り。
— 太宰治 『HUMAN LOST』 青空文庫
その中で記者のノートに残っているのは、 まねき猫、お湯|埋め、蠅追い、スウェーデン式、鰌すくい、灰掻き、壁塗り なぞ……女学生と小学生と名前のつけ方が違っているところが面白い。
— 夢野久作 『街頭から見た新東京の裏面』 青空文庫
私は急に思ひ出して、去年のあの白壁塗りの穴を見た。
— 島木健作 『ジガ蜂』 青空文庫
マッチ箱を二つづつ重ねたやうな白壁塗りの家並がつづいて、ほら、日本橋つて、屋根のある小さい橋があつたわ。
— 林芙美子 『浮雲』 青空文庫
先づ行きたては百姓生活も出来ないで、ペンキ屋、つまり壁塗りを一ヶ月ばかりして、其後、室内装飾などをした。
— 石川三四郎 『半農生活者の群に入るまで』 青空文庫
それに全く誂えむきに、彼は百姓仕事のみならず、壁塗りでも、垣根づくりでも、井戸掘りでも、植木類の移植のような仕事でも、なんでも器用にやれるという村人の評判であったのだ。
— 犬田卯 『沼畔小話集』 青空文庫
説明するまでもなく金春の煉瓦造りは、土蔵のように壁塗りになっていて、赤い煉瓦の生地を露出させてはいない。
— 永井荷風 『銀座』 青空文庫
今、舷から手にとるやうに望まれる向の山――日に照らされて土は乾き、樹木は少く、黄ばんだ草のみに蔽はれた山間に白い壁塗りの人家がチラ/\見える、――あの山一ツ越えれば其処は乃ちミユツセが歌つたアンダルジヤぢやないか。
— 永井荷風 『黄昏の地中海』 青空文庫
作例 · 標準
古い土蔵の修復作業で、職人が見事な手つきで壁塗りを進めている。
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DIYに挑戦して、週末はリビングの壁塗りに家族全員で取り組んだ。
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「壁塗りのムラが味があっていいって言ったのは、どこの誰だっけ?」
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左官職人を目指す若者が、親方の厳しい指導の下で壁塗りの練習に励んでいる。
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