鶫
つぐみ異読 ツグミ
名詞頻度ランク #26317 · 青空 142 例
標準
thrush (esp. the dusky thrush, Turdus naumanni)
文例 · 用例
そしてこの性を抜いた豪華の空骸に向け、左右から両側になって取り付いている二階建の小さい長屋は、そのくすんだねばねばした感じから、鶫の腸の塩辛のようにも思う。
— 岡本かの子 『食魔』 青空文庫
鼈四郎はわたりの風趣を強いて食味に翻訳して味わうとではないが、ここへ彼は来ると、裸麦の匂いや、鶫の腸にまで染みている木の実の匂いがひとりでにした。
— 岡本かの子 『食魔』 青空文庫
皿についたのは、このあたりで佳品と聞く、鶫を、何と、頭を猪口に、股をふっくり、胸を開いて、五羽、ほとんど丸焼にして芳しくつけてあった。
— 泉鏡花 『眉かくしの霊』 青空文庫
――時に姐さん、この上のお願いだがね、……どうだろう、この鶫を別に貰って、ここへ鍋に掛けて、煮ながら食べるというわけには行くまいか。
— 泉鏡花 『眉かくしの霊』 青空文庫
――鶫はまだいくらもあるかい。
— 泉鏡花 『眉かくしの霊』 青空文庫
」「つきまして、……ただいま、女どもまでおっしゃりつけでございましたが、鶫を、貴方様、何か鍋でめしあがりたいというお言で、いかようにいたして差し上げましょうやら、右、女どももやっぱり田舎もののことでございますで、よくお言がのみ込めかねます。
— 泉鏡花 『眉かくしの霊』 青空文庫
――弱ったな、どうも、鶫を鍋でと言って、……その何ですよ。
— 泉鏡花 『眉かくしの霊』 青空文庫
鶫は焼いてめしあがるのが一番おいしいんでございますって。
— 泉鏡花 『眉かくしの霊』 青空文庫
作例 · 標準
冬になると、庭の木に鶫がやってきて餌を探している。
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鶫の鳴き声を聞きながら、静かな朝の散歩を楽しむ。
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双眼鏡を使って、遠くの電柱に止まっている鶫を観察する。
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