神曲
かみきょく
名詞
標準
incredible song
文例 · 用例
そういう戯曲的の表現手段ではダンテの神曲でも、ゲーテのファウストでもみな同じことです。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
他人の家の門は、自分にとって、あの神曲の地獄の門以上に薄気味わるく、その門の奥には、おそろしい竜みたいな生臭い奇獣がうごめいている気配を、誇張でなしに、実感せられていたのです。
— 太宰治 『人間失格』 青空文庫
ダンテの神曲やニイチエのツアラトストラの如き思想詩には、古來幾多の註釋書が刊行されてる。
— 萩原朔太郎 『宿命』 青空文庫
そしてこのホーマーとサッホオとの対立が、後に文芸復興期に移ってから、さらにダンテやミルトンの荘厳な神曲叙事詩と、一方にペトラルカやボッカチオ等の、民衆的な情痴抒情詩の対立になったことは、前に同じ章で述べた通りである。
— 萩原朔太郎 『詩の原理』 青空文庫
いかにゲーテのファウストやダンテの神曲やが、人間的弱小の非力感から、或る超人的なものへ飛ぼうとする悲痛な歎息を感じさせるか。
— 萩原朔太郎 『詩の原理』 青空文庫
すがた貌やさしき白髪の翁にて、ダンテの『神曲』訳したまひきといふヨハン王のおん裔なればにや、応接いと巧にて、「わがザックセンに日本の公使置かれむをりは、いまの好にて、おん身の来むを待たむ、」など懇に聞えさせ玉ふ。
— 森鴎外 『文づかひ』 青空文庫
すがた貌やさしき白髪の翁にて、ダンテの神曲訳したまいきというヨハン王のおん裔なればにや、応接いとたくみにて、「わがザックセンに日本の公使おかれんおりは、いまの好みにて、おん身の来んを待たん」などねもごろに聞えさせたもう。
— 森鴎外 『文づかい』 青空文庫
大藩黒田侯の御取済によって、地方の神社祭事に是非とも奉納しなければならぬ神曲「翁」の允可を受けたものであろう。
— 夢野久作 『梅津只圓翁伝』 青空文庫
作例 · 標準
「イントロのベースラインを聴いた瞬間に、これが神曲だと確信した。」
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
「アニメの最終回で流れた挿入歌が、演出と相まってマジで神曲だった。」
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
「あのアーティストのデビュー曲は、今聴いても色褪せない神曲だよな。」
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
ウィキペディア
『神曲』 は、13世紀から14世紀にかけてのイタリアの詩人・政治家、ダンテ・アリギエーリの代表作である。
出典: 神曲 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0