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承知

しょうち
名詞動詞-サ変動詞-他動詞頻度ランク #2143 · 青空 7661
1
標準
knowledge
文例 · 用例
言葉が如何に現実にとつてまどろつこしいものであるかは、諸君も先刻御承知であらうし、恐らく諸君が考へてゐられる以上にそれは事実だ。
中原中也 深夜の峠にて 青空文庫
勿論、月曜日には飲み過ごしの後、銀座の酒場で、乱暴を致し、その翌日は心佗しく、独りでゐるに絶えられず、而もその銀座の酒場に一緒に行つた、津濃といふ友人の所へどうも行つてゐたく、勝手なこととは承知しながら、出掛けて行つて、ぐづぐづしてゐた。
――不真面目なわが心…… その一週間 青空文庫
「いいかオイ……」と突然三田村はその重さうな頭をハネ上げて続きを始めるのだつた、「俺がついててやるから安心しいろい」「うん、うん」と私は相変らず吊り込まれて承知するのだつた。
中原中也 夏の夜の話 青空文庫
度々のことで面倒だから、今度から止めにして、先へ勝手に寝ることにしろと何度も言うが、妻は婦道に背くと言い、なかなか承知しないので困っている云々(大意)と。
室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 小泉八雲の家庭生活 青空文庫
」………… 父は、如何せ又新しく買つてやらなければ承知しない耕二と知つてゐながら、時々怒つた機勢などにはグラムを引き裂いたりした。
中原中也 耕二のこと 青空文庫
「あゝ、いや夜間のことはチヤンと承知だつたから、俺は途中でランチで済ませて来たんだ。
――飜弄さる 蜻蛉 青空文庫
今度は麻酔をかけようかと云ったら、やはり承知しないのでまた素面で手術を受けてとうとう完全な舌切婆さんになったということであった。
寺田寅彦 追憶の医師達 青空文庫
家来は「承知致しました」と急いで、そこを去つた。
太宰治 地図 青空文庫
作例 · 標準
「ご指示の件、承知いたしました。すぐに手配に取り掛かります」と秘書は淀みなく答えた。
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自分の非を十分に承知していながら、プライドが邪魔をして謝罪の言葉を口にすることができなかった。
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このプロジェクトには多くの困難が伴うことを、関係者全員が承知の上でスタートを切った。
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2
標準
acceptance
作例 · 標準
彼女が海外移住を決意したことを、両親はようやく承知し、笑顔で送り出すことに決めた。
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何度頼み込んでも、頑固な地主は土地の売却を決して承知しようとはしなかった。
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「そんな無理な注文を承知するわけにはいかない」と、工場長は毅然とした態度で断った。
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3
標準
forgiving
作例 · 標準
「今回だけは特別に承知してやるが、二度と同じ過ちを繰り返すなよ」と、上司は苦々しい顔で言った。
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不義理を働いた部下を、彼は広い心で承知し、再びチャンスを与えることにした。
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これほどまでの裏切りを、世間が簡単に承知してくれるとは思わないほうがいい。
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