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嗜眠性

しみんせい
名詞-の形容詞名詞
1
標準
lethargic
文例 · 用例
電車はコムし書物はよごれるしで、オツユの出る弁当箱は持てないし、嗜眠性脳炎がまた流行っているので、一寸風邪を引いても医者に見せなくちゃならないし、五十円や百円の仕送りでは人間らしい気持ちで勉強は出来やしない……」 承われば一々御尤も千万であるが、さて街頭に立って諸君の生活振りを拝見すると……。
夢野久作 街頭から見た新東京の裏面 青空文庫
また、次の沃度フォルムには、嗜眠性の中毒を起す場合がある。
小栗虫太郎 黒死館殺人事件 青空文庫
蒲原氏は毎日書斎に籠つてゐたが、ぼんやりと肱掛椅子に埋もれてゐるばかりで、睡眠と思索との丁度その中間にあたるところの嗜眠性瞑想状態に於て、然しながらなまなましい四十七歳の人生を蚕食してゐた。
坂口安吾 逃げたい心 青空文庫
〔欄外に〕 Yの妹の良人神沢という人嗜眠性脳炎の由。
一九二五年(大正十四年) 日記 青空文庫
百間全輯を刊行するなどは、まるで嗜眠性脳炎の病菌を無際限に播布するみたいなものである。
百田宗治 百鬼園讃 青空文庫
笑い草ですが、余り頭が苦しくて昏々と眠るからね、もしかしたらこの頃流行の嗜眠性脳炎ではないかと思って、もしそういう疑いがあれば正気なうちにあなたに手紙を書いて置こうと思ったの。
一九三六年(昭和十一年) 獄中への手紙 青空文庫
どう見ても我々の世代における新しい病気であり今日までこの嗜眠性脳炎は他の動物への感染に成功していない。
――専門家でない読者に必要な12章を含む発疹チフス一生の伝記 ネズミ、シラミ、歴史 青空文庫
これは狂的なケンカ、踊り、浮かれ騒ぎ、で始まり昏睡に進行し多くの場合に死亡し生存者は嗜眠性脳炎の後遺症である「パーキンソン症状群」に似た永続性の震えが残るものであった。
――専門家でない読者に必要な12章を含む発疹チフス一生の伝記 ネズミ、シラミ、歴史 青空文庫
作例 · 標準
彼はここ数日、嗜眠性のある深い眠りに何度も襲われているようだ。
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春先の暖かさのせいか、午後になると嗜眠性のある眠気が取れない。
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診断の結果、脳の機能に影響を及ぼす嗜眠性の疾患であることが判明した。
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