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久しく

ひさしく
副詞頻度ランク #26413 · 青空 0
1
標準
for a long time
文例 · 用例
久しくも友の求めて居たものは、高貴なる貴族的の人格とその教養ある趣味性であつた。
愛の詩集の終りに 愛の詩集 青空文庫
私は躍り上るように喜んだ、ほんとうに、久しく尋ねあぐんでいたのだ。
小島烏水 不尽の高根 青空文庫
「あたくし、久しく行水しないから、この綺麗な水へ入って汗を流したいのよ。
岡本かの子 鯉魚 青空文庫
興味が弾まないままみち子は来るのが途絶えて、久しくしてからまたのっそりと来る。
岡本かの子 老妓抄 青空文庫
(おお龍よ、それをどんなにわたしは久しくねがってゐたか、わたしは何と謝していいかを知らぬ。
宮澤賢治 龍と詩人 青空文庫
その頃母は血の道で久しく煩って居られ、黒塗的な奥の一間がいつも母の病褥となって居た。
伊藤左千夫 野菊の墓 青空文庫
鼎をかぶって失敗した仁和寺の法師の物語は傑作であるが、現今でも頭に合わぬイズムの鼎をかぶって踊って、見物人をあっと云わせたのはいいが、あとで困ったことになり、耳の鼻も※ぎ取られて「からき命まうけて久しく病みゐる」人はいくらでもある。
寺田寅彦 徒然草の鑑賞 青空文庫
そこで久しく人間から遠ざかって朝暮ただ鳥声に親しんでいた頃、音楽というものはこの鳥の声のようなものから出発すべきものではないかと考えた事があるそうである。
寺田寅彦 津田青楓君の画と南画の芸術的価値 青空文庫
作例 · 標準
都会の喧騒に追われる毎日で、故郷の穏やかな山河をもう久しく見ていない。
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親友だった彼とは、卒業以来久しく会っていないが、便りがないのは元気な証拠だろう。
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日々の忙しさに紛れて久しく忘れていた創作への情熱が、彼の言葉を聞いて再び燃え上がった。
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久しく(ひさしく) — 幻辞.com