地券
ちけん
名詞
標準
title deed
文例 · 用例
大抵借用分の地券面だけは、仕事が済んで、これから些とほまちに山を削ろうという料簡。
— 泉鏡花 『春昼』 青空文庫
采邑地持ちであったものは地券を受けてその同じ土地の地主になることが出来たというのだ。
— 本庄陸男 『石狩川』 青空文庫
この奔走が半蔵にとって容易でなかったというは、戸長(旧|庄屋の改称)としての彼が遠からずやって来る地租改正を眼前に見て、助役相手にとかくはかの行かない地券調べのようなめんどうな仕事を控えているからであった。
— 第二部下 『夜明け前』 青空文庫
二成はそこでまた地券を任にやって、かってに售ってもかまわないということにして、やっともとの金をもらって帰って来た。
— 蒲松齢 『珊瑚』 青空文庫
そこで任は金を受け取って地券を大成に、かえした。
— 蒲松齢 『珊瑚』 青空文庫
」 そこで大成に地券を出さして臧に渡した。
— 蒲松齢 『珊瑚』 青空文庫
臧は懼れて二成に地券を返えさした。
— 蒲松齢 『珊瑚』 青空文庫
臧はますます懼れて、自分で地券を持っていって嫂の所へ置いて来た。
— 蒲松齢 『珊瑚』 青空文庫
作例 · 標準
明治時代初期、土地所有を明確にするために地券が発行された。
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その古い地券は、先祖代々受け継がれてきたものだという。
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地券を紛失すると、土地の権利を証明するのが難しくなる。
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ウィキペディア
地券(ちけん)とは、明治初期に土地の所有権を示すために明治政府が発行した証券のこと。
出典: 地券 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0