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外幕

とまく
名詞
1
標準
outer curtain (in a military encampment)
文例 · 用例
そこで武も隠居仕事の五円十円説では到底夫婦さし向かいの碁打ちを説き落とすことはできないと考え、今度は遊食罪悪説を持ち出して滔々とまくし立ててみた。
国木田独歩 二老人 青空文庫
鼻は尋常で、唇は少し厚く、笑うと上唇がきゅっとまくれあがる。
太宰治 美少女 青空文庫
とまくし立てて、怯むところへ単刀直入、「しばらく足を洗ったために、乞食|夥間を省かれた。
泉鏡花 貧民倶楽部 青空文庫
高座へ出ると、行きなりお尻をくるっとまくって据わるのですもの。
森鴎外 青空文庫
彼はパーソナルコンピューターがいかに面白いかを、私には理解できない言葉でとうとうとまくしたてたあと、「パーソナルコンピューターによって、情報処理の強力な武器を国家や大資本が独占している状態がくずせるのだ」と、しばらくはお目にかかれなかった生き生きとした表情で付け加えた。
富田倫生 青空のリスタート 青空文庫
着物の裳をぐいとまくって、威勢よく歩けと、うしろから声をかけましたが、小僧には聞えなかったのか、やはり黙ってびちょびちょ歩いているので、お武家はちっと焦れったくなったと見えまして、三足ばかりつかつかと寄って、おい小僧、こうして歩くんだと云いながら、着物の裳をまくってやりますと……。
お照の父 半七捕物帳 青空文庫
その内に「上る箱根の御関所でちょいとまくり、若衆の物では受け取れぬ、こちゃあ新造でないかとちょと三島」てふ名句があった。
猪に関する民俗と伝説 十二支考 青空文庫
そこを通り抜けて自分の部屋に来て見ると、胸毛をあらわに襟をひろげて、セルの両|袖を高々とまくり上げた倉地が、あぐらをかいたまま、電灯の灯の下に熟柿のように赤くなってこっちを向いて威丈高になっていた。
有島武郎 或る女 青空文庫
作例 · 標準
陣屋の周囲に張り巡らされた外幕が、夜風を受けて激しくなびいている。
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外幕には家紋が大きく染め抜かれ、遠くからでも所属が判別できた。
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儀式の会場を仕切るため、紅白の外幕が設営された。
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