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俄然

がぜん
副詞頻度ランク #21525 · 青空 557
1
標準
suddenly
文例 · 用例
しかしともかく、それらの音楽によつて多くの人々が、好い気持にされてゐるのだから文句はないのだが、然しもと/\気分の暈縁なぞといふオボコイものを聴いて喜んでゐる連中が取引のこととなると俄然骨ばつてくるし、而も楽々骨ばれるやうに前以て備へてゐるので、「音楽と世態」なぞと今並べてみたくなるのである。
中原中也 音楽と世態 青空文庫
」「さう早く出るもんか」「だがね、今日はもう何も云つては駄目ですよ、今急病人があつてお父様は気が立つてるからね」 その時、俄然台所の方から、牛肉か何かを叩く音がして来ると、そゝくさと蒼い顔の妻君は長男の部屋をも立ち去つた。
中原中也 医者と赤ン坊 青空文庫
『あれ』屍を守る見樣で、棒の如く突立つた女は、軈て俄然と身を投て、伏重なつたと思ふと、熟と僵れて身動も仕無い。
萩原朔太郎 二十三夜 青空文庫
それにしても、ここ八九年の間隔をおいて自分のレコオド熱は俄然復活して來た。
南部修太郎 日曜日から日曜日まで 青空文庫
俄然として睡眠は破られた。
幸田露伴 観画談 青空文庫
其謡は何人が作つたか知らぬが、童幼皆これを口にするに及んで、俄然として江東大水、家流れ家洗はれ、婦女も裳裾をかゝげて右往左往するに至つたのである。
幸田露伴 震は亨る 青空文庫
この時いずこともなく遠雷のとどろくごとき音す、人々顔と顔見合わす隙もなく俄然として家振るい、童子部屋の方にて積み重ねし皿の類の床に落ちし響きすさまじく聞こえぬ。
国木田独歩 おとずれ 青空文庫
材料は割合に平凡でも生け方で花が生動するように少しの言葉のはたらきで句は俄然として躍動する。
寺田寅彦 俳諧の本質的概論 青空文庫
作例 · 標準
有力な証言者が現れたことで、事件の捜査は俄然進展を見せ始めた。
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「あ、この漫画、第3巻から俄然面白くなるから絶対読んでみて!」
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ずっと退屈そうにしていた猫が、おもちゃのネズミを見た途端に俄然やる気になった。
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2
標準
very
作例 · 標準
優勝すれば焼き肉食べ放題だと聞いて、部員たちの士気が俄然高まった。
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「えっ、憧れの先輩も来るの? よし、俄然おしゃれして行かなきゃ!」
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ボーナスの支給額が予想より多かったので、下半期の仕事に俄然身が入る。
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