押しの強い
おしのつよい
表現形容詞
標準
aggressive
文例 · 用例
およそ世の中で図々しい押しの強い人種といえば、おそらく新聞社の写真班でしょう。
— 菊池寛 『M侯爵と写真師』 青空文庫
が、根が江戸っ子で、押しの強いわりに毒がなく、どこか無邪気なところがあるために、写しに行く大臣や元老などという連中から、よく気に入られるようです。
— 菊池寛 『M侯爵と写真師』 青空文庫
押しの強い人が行なっていれば、行なわれてくる。
— 折口信夫 『辞書』 青空文庫
でもわたくしとしましては、あの我武者羅な押しの強い人柄を、あまり好きではございません。
— 豊島与志雄 『死因の疑問』 青空文庫
」 辰代は言葉尻を濁しながら、相手の押しの強い調子を、図々しいのか或は朴訥なのかと、思い惑った眼付で、先ずその服装を――古ぼけた角帽や着くずれた銘仙の袷や短い綿セルの袴や擦りへった山桐の下駄などを、一通り見調べておいて、それから詳しく説明した。
— 豊島与志雄 『変な男』 青空文庫
先日の憂鬱な影が薄らいで、どこか無邪気なそして押しの強い、いつもの武田になっていた。
— 豊島与志雄 『裸木』 青空文庫
どんなに押しの強い人間でも、これを買ってくださいとは言えぬ。
— 佐藤垢石 『酒徒漂泊』 青空文庫
それだけならまだいいが、ある日下級生のうちの押しの強いのが一人、わざわざその「白バラ」の鉢植にしたのを彼女の家へ届けに来た。
— 岸田國士 『荒天吉日』 青空文庫
作例 · 標準
例句