斧斤
ふきん
名詞頻度ランク #40753 · 青空 0 例
標準
axe
文例 · 用例
斧斤入らざること幾百千年、老樹しげりて天を刺す。
— 大町桂月 『金華山』 青空文庫
又古來斧斤を入れない所の深山を一萬町も濫伐させて、水源を涸すことをさせると云ふは、是は智慧が無いのではない惡意である。
— 田中正造 『公益に有害の鑛業を停止せざる儀に付質問書』 青空文庫
日本開始以來斧斤を入れない山と云ふものは、木の根で網の如く絡んで居て、落ちようとする土砂を木の根で固く抑へて居り、崩れかゝる巖石を木の根で固く支へて居る。
— 田中正造 『公益に有害の鑛業を停止せざる儀に付質問書』 青空文庫
白河の関址と申すところは、一の広袤ある丘陵を成し、樹木|鬱蒼として、古来|斧斤を入れざるものあり、巨大なる山桜のさるをがせを垂れたるもの、花の頃ぞさこそと思はれ申候。
— 弁信の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
帰りしな、林檎はよくよくふきんで拭いて艶を出すこと、水蜜桃には手を触れぬこと、いったいに果物は埃を嫌うゆえ始終はたきをかけることなど念押して行った。
— 織田作之助 『わが町』 青空文庫
帰りしな、林檎はよくよくふきんで拭いて艶を出すこと、水密桃には手を触れぬこと、果物は埃をきらうゆえ始終|掃塵をかけることなど念押して行った。
— 織田作之助 『夫婦善哉』 青空文庫
白いふきんと象牙のはしとをだいじに持っておって、それは人に手をつけさせない。
— 伊藤左千夫 『箸』 青空文庫
その大地図は、国ざかいふきんのくわしい図面でした。
— 海野十三 『電気鳩』 青空文庫
作例 · 標準
昔の樵たちは、鋭い斧斤を使い、大きな木を切り倒した。
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山小屋の壁には、使い込まれた斧斤がかけられていた。
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開拓時代の人々は、斧斤一つで広大な森を切り開いていったという。
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