貝合わせ
かいあわせ
名詞
標準
kai-awase
文例 · 用例
両側のがけが、ちょうど、びょうぶを二まいむかいあわせて立てたようになっている。
— 新美南吉 『嘘』 青空文庫
あのむかいあわせの屋根うらべやの窓も、また、あけひろげられて、カイとゲルダとは、アパートのてっぺんの屋根上の雨どいの、ちいさな花ぞので、ことしもあそびました。
— SNEDRONNINGEN 『雪の女王』 青空文庫
向かいあわせ」 事務室の窓口に手をかけた高志に、慶一が声をかけた。
— 第2章 メリーゴーラウンド、1967年 『45回転の夏』 青空文庫
二人は、赤い絨毯をしきつめた大広間の真中に、籐椅子を向かいあわせて腰を下した。
— 海野十三 『浮かぶ飛行島』 青空文庫
そしてそれを向かいあわせにもってきて、ぴょこぴょこさげ、両方の指がしきりにお辞儀をしているような型をやって見せた。
— 海野十三 『浮かぶ飛行島』 青空文庫
春は――平打の銀簪を畳の上に落したまま、貝合せの貝の裏が朱と金と藍に光る傍に、ころりんと掻き鳴らし、またころりんと掻き乱す。
— 夏目漱石 『虞美人草』 青空文庫
女は今更のようにどよめきたって、居ないと思った女達まで出て来て笑いどよめきながら貝合せをはじめる。
— 宮本百合子 『錦木』 青空文庫
其が更に、後の貝合せ・艶書合せと称する「恋歌合せ」に移つて行つた痕まで、一筋に通つてゐる。
— 後期王朝文学史 『女房文学から隠者文学へ』 青空文庫
作例 · 標準
平安時代の貴族は貝合わせを雅な室内遊びとして楽しんでいた。
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博物館で展示された貝合わせの道具には、金箔で内側を飾った蛤の貝殻が並んでいた。
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貝合わせは対になった蛤の片割れを探す遊びで、現代のトランプの神経衰弱に似ている。
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標準
kai-awase
作例 · 標準
婚礼の調度品として贈られた貝合わせには、精巧な絵が描かれた対の蛤が収められていた。
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江戸時代の大名家に伝わる貝合わせは、漆塗りの豪華な箱に納められていた。
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博物館に所蔵される貝合わせの貝殻には、源氏物語の各帖の場面が描かれていた。
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標準
tribadism
作例 · 標準
江戸時代の春画には、女性同士が貝合わせに耽る場面を描いたものが存在する。
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文学研究者はその艶本に描かれた貝合わせの場面を、当時の性風俗の記録として分析した。
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春画コレクションの中に貝合わせを題材とした作品が数点含まれていた。
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ウィキペディア
貝合わせ(かいあわせ)は、平安時代から伝わる日本の遊び。
出典: 貝合わせ — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0