相談役
そうだんやく
名詞頻度ランク #29093 · 青空 60 例
標準
counselor
文例 · 用例
おまけにある日とんぼが来て今度蜘蛛を虫けら会の相談役にするというみんなの決議をつたえました。
— 宮沢賢治 『蜘蛛となめくじと狸』 青空文庫
おれは今度は虫けら会の相談役になるんだぞ。
— 宮沢賢治 『蜘蛛となめくじと狸』 青空文庫
やがて網棚からなじみの脂付き陶製パイプを取り出し、おのれの相談役代わりとばかりに火を点け、イスにぐっともたれかかって、紫煙を巻き登らせながら、首を反らして物憂げな表情をする。
— A CASE OF IDENTITY 『同一事件』 青空文庫
俳句の相談役など、じっさい、文句入りの都々逸以上に困ると思った。
— 太宰治 『パンドラの匣』 青空文庫
私は先生の好い伴侶であり、思想上の相談役であった。
— 松永延造 『職工と微笑』 青空文庫
それに岸野農場主が名誉相談役となっていた。
— 小林多喜二 『不在地主』 青空文庫
ほかにも三、四の会社に関係して、相談役とか監査役とかいう肩書を所持している。
— 岡本綺堂 『青蛙堂鬼談』 青空文庫
得意といふのは、人車鉄道株式会社といふものゝ祖父は相談役か何かであつたゝめに、私たちが人車なんか……と、うつかり軽んじようとすると、不機嫌であつた。
— 牧野信一 『熱海線私語』 青空文庫