古今和歌集
こきんわかしゅう
名詞
標準
Kokin Wakashū (Heian-period collection of poetry)
文例 · 用例
廿九日、丁卯、兵衛尉清綱、昨日京都より下著し、今日御所に参る、是随分の有職なり、仍つて将軍家御対面有り、清綱相伝の物と称して、古今和歌集一部を進ぜしむ、左金吾基俊書かしむるの由之を申す、先達の筆跡なり、已に末代の重宝と謂ひつ可し、殊に御感有り、又当時洛中の事を尋ね問はしめ給ふ。
— 太宰治 『右大臣実朝』 青空文庫
「古今和歌集」、「後撰和歌集」に依つて、男女の歌人が輩出したし、国文学に於ては、清少納言の「枕草子」、紫式部の「源氏物語」などが出た。
— 菊池寛 『二千六百年史抄』 青空文庫
僕は『古今和歌集』のなかにある菊に寄せたる一首を読んで、さすがに菊は長命のシンボルなりと少なからず趣味を感じ、なお老いてもよく菊のごとく老の花を咲かせ、老の香を放ち、老華の若葉に劣らぬを示すこそ、老の身の使命であろう。
— 新渡戸稲造 『自警録』 青空文庫
歌集の外に、「口譯萬葉集」「萬葉集辭典」「隱岐本新古今和歌集」「古代研究民俗學篇」「古代研究國文學篇」等その他があり、雜誌「土俗と傳説」「民俗學」等の編輯主任としても活躍してゐる。
— 齋藤茂吉 『釋迢空』 青空文庫
して見れば、此は、大伴氏長の家の集であり、大伴古今和歌集とも言ふべきものであらう。
— 折口信夫 『万葉集研究』 青空文庫
大内家との親しみはそれのみでなく、延徳元年実隆が権大納言になった時には、政弘から昇進の祝として太刀用脚等の贈遺があり、実隆の方でもまた政弘の所望に応じて『新古今和歌集』を書写して遣わした。
— 原勝郎 『東山時代における一縉紳の生活』 青空文庫
『古今和歌集』の「故里となりにし奈良の都にも……」などという、衰えた都を意味する文学語としてのフルサト。
— 柳田国男 『故郷七十年』 青空文庫
それは古今和歌集巻之五であった。
— 山本周五郎 『古今集巻之五』 青空文庫
作例 · 標準
紀貫之らが編纂した古今和歌集は、初の勅撰和歌集として知られている。
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古今和歌集の仮名序を読んで、平安時代の文学観を学んだ。
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図書館で、古今和歌集の現代語訳を借りて一晩中読み耽った。
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ウィキペディア
『古今和歌集』(こきんわかしゅう)とは、平安時代前期の歌集。全二十巻。醍醐天皇の命令により編纂され、905年(延喜5年)に奏上され、最初の勅撰和歌集として位置づけられる。後世の勅撰和歌集の範となり、国風文化、歌論を中心とした日本文学に影響を残した。
出典: 古今和歌集 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0