幻辞.com

遊民

ゆうみん
形容動詞名詞
1
標準
idler
文例 · 用例
かういふ餘儀ない事情は彼等を驅つて放縦懶惰の高等遊民たらしめるより他はなかつた。
お文の魂 半七捕物帳 青空文庫
その精神は閑人遊民の遊戯の間ばかりではなくて、あらゆる階段あらゆる職業の実際的積極的な活動の間にも一つの重大な指導原理として働いて来たものであると思われる。
寺田寅彦 俳諧の本質的概論 青空文庫
新吉はすっかり巴里の髄に食い入ってモンマルトルの遊民になった。
岡本かの子 巴里祭 青空文庫
総てこの辺に住む者は官吏か教師か銀行会社等の役員か、或は利子で食ふ遊民か、其外店を開いて物を商はざる種類の人々で、昔ならば武家屋敷のやうな所であるから夜になると、たゞ街灯が所々に点いて居るばかり、其淋しさは一通でないのです。
國木田獨歩 夜の赤坂 青空文庫
竜池が遊ぶ時の取巻は深川の遊民であった。
森鴎外 細木香以 青空文庫
かくて日本には今「遊民」という不思議な階級が漸次その数を増しつつある。
石川啄木 時代閉塞の現状 青空文庫
こういう余儀ない事情はかれらを駆って放縦懶惰の高等遊民たらしめるよりほかはなかった。
お文の魂 半七捕物帳 青空文庫
僕は画かきになる時、親爺が見限ってしまって、現に高等遊民として取扱っているのだ。
森鴎外 かのように 青空文庫
作例 · 標準
彼は仕事もせず、毎日ぶらぶらしている遊民だと近所で噂されている。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
遊民として生きることは、彼にとって自由の象徴だったのかもしれない。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
若い頃は遊民として放浪していたが、今は真面目に働いている。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
ウィキペディア

遊民(ゆうみん)とは、職につかず遊んで暮らしている者である。

出典: 遊民 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0