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碧空

へきくう
名詞
1
標準
blue sky
文例 · 用例
疲労の足を引き擦って、石壁の上に登りついたとき、眼は先ず晶々|粲々として、碧空に輝きわたる大雪田、海抜三千百八十九|米突の高頂から放射して、細胞のような小粒の雪が、半ば結晶し、半ば融けて、大気を含んだ、透明の泡が、岩の影に紫色を翳しているのに、眩ゆくなるばかりに駭いた、南方八月の雪!
小島烏水 白峰山脈縦断記 青空文庫
歯科医院ま夏は梅の枝青く、     風なき窓を往く蟻や、碧空の反射のなかにして、  うつつにめぐる鑿ぐるま。
宮沢賢治 文語詩稿 一百篇 青空文庫
弦に應じて、一箭忽ち五羽の大鳥が鮮やかに碧空を切つて落ちて來た。
中島敦 名人傳 青空文庫
弦に応じて、一箭たちまち五|羽の大鳥が鮮やかに碧空を切って落ちて来た。
中島敦 名人伝 青空文庫
少年について一歩日向の砂の上に踏出した時、タマナ樹の梢から眞白な一羽のソホーソホ鳥(島民が斯う呼ぶのは鳴き聲からであるが、内地人は其の形から飛行機鳥と名付けてゐる)が、バタ/\と舞上つて、忽ち、高く眩しい碧空に消えて行つた。
――ミクロネシヤ巡島記抄―― 環礁 青空文庫
少年について一歩日向の砂の上に踏出した時、タマナ樹の梢から真白な一羽のソホーソホ鳥(島民がこう呼ぶのは鳴き声からであるが、内地人はその形から飛行機鳥と名付けている)が、バタバタと舞上って、たちまち、高く眩しい碧空に消えて行った。
――ミクロネシヤ巡島記抄―― 環礁 青空文庫
山上にはふる柱をなし、その傍には一株の「ピニヨロ」樹の碧空を摩して立てるあり。
IMPROVISATOREN 即興詩人 青空文庫
われは姫に告げて、まことの海原は我脚底に又一の碧空を視る如しと云ひしに、姫は手を組み合せて、神の此世界を飾り給ひしことの極みなく奇しきをたゝへ給ひぬ。
IMPROVISATOREN 即興詩人 青空文庫
作例 · 標準
秋の澄み渡った碧空に向かって、一筋の飛行機雲が伸びていく。
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激しい雨が止んだ後、雲の切れ間から目の覚めるような碧空が顔を出した。
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山頂に辿り着いた瞬間、視界いっぱいに広がった碧空に思わず歓声を上げた。
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