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生気論

せいきろん
名詞
1
標準
vitalism
文例 · 用例
三 クロオド・ベルナアルが、生命現象の研究に実験的方法を適用する必要を主張すると、これに反対の生気論者は、クロオド・ベルナアルの一派を唯物論者であると批難した。
平林初之輔 エミイル・ゾラの文学方法論 青空文庫
生気論者たちは、生命といふものを、何物にも決定されないで、自由自在にはたらいてゐる神秘的な、超自然的な一種の力であると考へ、生命現象を一定の有機的及び理化学的条件にむすびつけて説明しようとする人々を唯物論者だと批難してゐる。
平林初之輔 エミイル・ゾラの文学方法論 青空文庫
今尚ほ生気論者たちが神秘的な力を認めてゐる生物体も亦、物質の一般的機構によりて説明され、それに還元せしめられた。
平林初之輔 エミイル・ゾラの文学方法論 青空文庫
生命の概念に就いては、機械論と生気論との対立が、或いは非全体説と全体説との対立が、有名であるが、この矛盾の克服は全く、生命現象に対する唯物弁証法の役割による以外に道を残さない。
戸坂潤 科学論 青空文庫
だが機械論者の云うように、生命現象であっても一つの自然現象である以上、物理的化学的説明を与え得なければならないと云うのも尤もであるし、又之に反して生気論者が主張するように、生命現象は到底単なる物理的化学的現象に還元出来そうにもないというのも亦事実のように見える。
戸坂潤 イデオロギー概論 青空文庫
だが生命のこの新生気論的説明は、真の機械的説明とは少しも矛盾しない、とドリーシュは主張する。
戸坂潤 イデオロギー概論 青空文庫
と云うのは、機械論者によっても新旧生気論者によっても、因果律は機械論的にしか把握されておらず、そう把握した因果律を仮定して問題が堂々巡りをしていたのである。
戸坂潤 イデオロギー概論 青空文庫
そこには例えば「超機械的な力」――活力――なるものが法則を敷いている、とそう生気論(活力説)は考える。
戸坂潤 現代唯物論講話 青空文庫
作例 · 標準
かつての生物学では、生命現象は物理化学的な法則だけでは説明できないとする生気論が支持されていた。
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彼は科学史の授業で、19世紀の科学者たちが生気論を克服して現代の生理学を築いた過程を学んだ。
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彼の哲学的な議論の中には、物質を超えた何らかの「生気」を認める生気論的な色彩が残っている。
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ウィキペディア

生気論 は、「生命に非生物にはない特別な力を認める」とする学問である。生気説、活力説、活力論とも呼ばれる。生命現象には物理学及び化学の法則だけでは説明できない独特の原理があるとする説。 生命現象の合目的性を認め、その合目的性は有機的過程それ自体に特異な自律性の結果であるとする説。 動植物などの営みには、西洋の近代科学が生み出した“物理法則”や“化学法則”などといったものでは扱いきれていない、何らかの非物質的側面(最近では情報等々と認識されているもの)が関わっていると指摘している説。などを指す。

出典: 生気論 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0