徳用
とくよう
名詞-の形容詞形容動詞名詞
標準
economical
文例 · 用例
押並んで、めくら縞の襟の剥げた、袖に横撫のあとの光る、同じ紺のだふだふとした前垂を首から下げて、千草色の半股引、膝のよじれたのを捻って穿いて、ずんぐりむっくりと肥ったのが、日和下駄で突立って、いけずな忰が、三徳用大根|皮剥、というのを喚く。
— 泉鏡花 『露肆』 青空文庫
その隣の露店は、京染|正紺請合とある足袋の裏を白く飜して、ほしほしと並べた三十ぐらいの女房で、中がちょいと隔っただけ、三徳用の言った事が大道でぼやけて分らず……但し吃驚するほどの大音であったので、耳を立てて聞合わせたものであった。
— 泉鏡花 『露肆』 青空文庫
横浜は西洋臭し、三崎は品が落着かず、界隈は間に合わせの俄仕入れ、しけものが多うござりますので、どうしても目量のある、ずッしりしたお堅いものは、昔からの藤沢に限りますので、おねだんも安し、徳用向きゆえ、御大家の買物はまた別で、」 と姥は糸を操るような話しぶり。
— 泉鏡花 『草迷宮』 青空文庫
青扇はだまって勝手元のほうへ立って行って、大箱の徳用マッチを持って来た。
— 太宰治 『彼は昔の彼ならず』 青空文庫
徳用の浜茶や粉茶も割合に売れた。
— 岡本かの子 『蔦の門』 青空文庫
この表現を見分けるか見分けぬかが又番頭さんの腕前の分かれるところで、この潮合に乗りかけて、「その代り柄や色合はしっかり致しておりますから却って御徳用でゲス。
— 夢野久作 『鼻の表現』 青空文庫
わたしは徳用でもちのよいことを心がけているので、このうちではいちばんの古参と立てられるようになった。
— DEN FLYVENDE KOFFERT 『ひこうかばん』 青空文庫
一は「白|縮緬兵児帯」と題し、一は「徳用|飯殖焚法」と題せり。
— 堺利彦 『面白き二個の広告』 青空文庫
作例 · 標準
この洗剤は詰め替え用の徳用サイズを買うのが一番経済的だ。
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食べ盛りの子供がいるので、いつも徳用パックの鶏肉を選んでいる。
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毎日使うコーヒー豆は、専門店で徳用袋をまとめ買いしている。
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標準
economy size
作例 · 標準
スーパーの棚には、通常サイズの倍量が入った徳用ボトルが並んでいる。
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お徳用のおかきは形が不揃いなだけで、味は一級品と変わらない。
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キャンプに行くときは、小分けのものより徳用の大袋を持っていくほうが便利だ。
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