石灰質
せっかいしつ
名詞-の形容詞
標準
calcareous
文例 · 用例
突き当りに見える丘陵は石灰質の白い膚を現わしているところもありますが、大部分雑木に覆われ、丘陵の背にはその後の九十九谷を埋めている赤松の林が波打って来て、その波頭を現すように丘陵の背に柔かい緑の並列の姿を現しています。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
底に石灰質の結晶充滿す。
— 南方熊楠 『詛言に就て』 青空文庫
そしてその石灰質の噴泉塔が五六尺の高さに及んでゐて、そこから温泉が絶えず吹き出してゐる。
— 田山録弥 『行つて見たいところ』 青空文庫
例えば、烏賊の甲のような、有機石灰質を主材に作ったとしたら、その鉤は血中で消えてしまって、脱け出した時には、それが繍仏の硬い指尖に化けてしまうだろう。
— 小栗虫太郎 『夢殿殺人事件』 青空文庫
何処へ行つても道路は好いが、鉄|輪の響くのと石灰質の白い土から反射する日光の強いのに閉口する。
— 與謝野寛、與謝野晶子 『巴里より』 青空文庫
しかしこの辺は他に石灰質のところを見かけないんだが、あの池だけが石灰質の池なのかなあ。
— 海野十三 『千早館の迷路』 青空文庫
第二百六十七 魚の区別 主人の長広舌も客の耳には蒼蠅からず、小山は新智識を得る事とて熱心に「中川君、玉子の新鮮なものは光沢がなくって古くなると光沢の出るのは何故だろう」中川「あれはね、玉子の殻が新鮮なものは石灰質に包まれている。
— 秋の巻 『食道楽』 青空文庫
その石灰質は空気と水分とに溶解されて段々消えてしまうのだから玉子へ人の手を触れずに置ても古くなれば自然と光沢が出る。
— 秋の巻 『食道楽』 青空文庫
作例 · 標準
医師は、患者の容態を詳しく診察した後、切開手術が必要だと判断しました。
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切開手術は、体内の病変を取り除くために行われる代表的な外科処置です。
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「無事に切開手術が終わって、今は回復に向かってるって。よかった、本当に。」
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