鏝
こて異読 コテ
名詞
標準
flat-iron
文例 · 用例
柚木は自分ながら壮躯と思われる身体に、麻布のブルーズを着て、頭を鏝で縮らし、椅子に斜に倚って、煙草を燻ゆらしている自分の姿を、柱かけの鏡の中に見て、前とは別人のように思い、また若き発明家に相応わしいものに自分ながら思った。
— 岡本かの子 『老妓抄』 青空文庫
鏝で勢いよくきゅうとなでて、ちりちりぱっとくくりをつけて、パイプをくわえて考え込んで、モンパリー、チッペラリー、ラタヽパン。
— 寺田寅彦 『二科狂想行進曲』 青空文庫
(静かにダブって)T「そんな訳で とうとう鬼神組を 皆殺しにして 了ったんです」 =江戸の町 話して居るのは鏝不付の半次。
— 山中貞雄 『中村仲蔵』 青空文庫
それが二階のビュティ・パーラーの髪の焼ける臭気と、鏝のかみあう響と、シャンプする水の流れる音に交錯した。
— 吉行エイスケ 『女百貨店』 青空文庫
言うまでもない、人の妾となって汚れた身を、鏝塗上塗に汚しおる。
— 泉鏡花 『多神教』 青空文庫
――「しまつた」とかの女は胸に焼鏝を当てた。
— 岡本かの子 『花は勁し』 青空文庫
人種がちがうものだとばっかり思っていたが、あにはからんや、僕の額にもはっきり落第生の焼鏝が押されてしまった。
— 太宰治 『正義と微笑』 青空文庫
」顔もあげずに、そう答えて、「この鏝を焼いて置いて下さい。
— 太宰治 『懶惰の歌留多』 青空文庫
作例 · 標準
美容師が、熱い鏝で髪をセットしている。
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昔の着物は、鏝を使って丁寧にシワを伸ばしていた。
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左官職人は、鏝を使って壁を滑らかに仕上げた。
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標準
soldering iron
作例 · 標準
電子工作では、細かい部品を半田鏝でつける。
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半田鏝が温まるまで、しばらく待つ必要がある。
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「あ、やばい!半田鏝を置きっぱなしにしちゃった!」
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標準
crimper
作例 · 標準
美容室で、美容師が鏝を使ってパーマをかけている。
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彼女は自分で髪を巻くために、ヘアアイロンの鏝を使っている。
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「この鏝、ちゃんと温まるかな?早く髪をセットしたいのに!」
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標準
trowel
作例 · 標準
庭師が、鏝を使って新しい花壇の土をならしている。
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レンガを積む職人が、鏝でモルタルを塗っていた。
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「おじいちゃん、その鏝、重そうだけど使いこなしてるね!」
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