腹立つ
はらだつ
Godan verb with 'tsu' ending
標準
to get angry
文例 · 用例
腹を立てる、腹立つというのはあて字であろうと思われる。
— 寺田寅彦 『言葉の不思議』 青空文庫
一|時は拳鬪のお禮に眞劍勝負でも申込んで呉れんかとまで腹立つたのだが。
— 押川春浪 『海島冐檢奇譚 海底軍艦』 青空文庫
二頭|曳きの車ですから、馬が一匹じゃ遣り切れません」「そんならここで下りるから銭を返してくれ」 腹立つ者、無理言う者、呟く者、罵る者、迷惑せる者、乗り合いの不平は奴の一身に湊まれり。
— 泉鏡花 『義血侠血』 青空文庫
」 と屹といったが、腹立つ下に心弱く、「御坊さんに、おむすびなんか、差上げて、失礼だとおっしゃるの。
— 泉鏡花 『海異記』 青空文庫
邦人はまた急に信仰心が薄くなり、神社に詣るも家におるも感情に何の異りなく、その上合祀で十社二十社まるで眼白鳥が籠中に押し合うごとく詰め込まれて境内も狭くなり、少し迂闊とすれば柱や燈架に行き中り、犬の屎を踏み腹立つのみ。
— 南方熊楠 『神社合祀に関する意見』 青空文庫
現に斎藤でさえ、わたしがこの間、逢ったら、 いや腹立つどころではない、僕も一人には死なれ一人には去られ、こうと思いこんで来てくれる女がほしいと思っていたところでしたから、かえっておとよさんの精神には真から敬服しています。
— 伊藤左千夫 『春の潮』 青空文庫
怒ることを俗に腹立つと云い、こみ上げる事であるが、憤は胸の中の突っ張りがはじけて、噴水が地を破って噴き出すように、噴火が岩を巻き上げて噴き迸るように、止めても止まらない勢い以って盛り上がることをいう。
— 幸田露伴 『悦楽(現代訳)』 青空文庫
「腹立つな、蚊にやられた。
— 第2章 メリーゴーラウンド、1967年 『45回転の夏』 青空文庫
作例 · 標準
何度言っても理解しない部下に、つい腹が立ってしまった。
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不公平な扱いに腹が立つのは当然の感情だ。
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彼女の無責任な言動に、私は本当に腹が立った。
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