徒事
あだごと
名詞
標準
trivial matter
文例 · 用例
そうしてその科学界を組織する学者の研究と発見とに対しては、その比較的価値|所か、全く自家の着衣喫飯と交渉のない、徒事の如く見傚して来た。
— 夏目漱石 『学者と名誉』 青空文庫
君の永い間の焦燥、憂慮、省察、求信、之等は決して徒事では無かつた。
— 愛の詩集のはじめに 『愛の詩集』 青空文庫
どうも徒事でねえように思われる。
— 岡本綺堂 『木曽の旅人』 青空文庫
われもフエデリゴも心に此遊の徒事ならざりしを喜びあへり。
— IMPROVISATOREN 『即興詩人』 青空文庫
しかしそれは徒事であった。
— 森鴎外 『二人の友』 青空文庫
若輩は徒事に趨るもの多し。
— 宮本百合子 『「或る女」についてのノート』 青空文庫
しかしそれは概ね皆|徒事であった。
— 森鴎外 『渋江抽斎』 青空文庫
しかし腕に切創のある上田が捕へられて見れば、海間の心づくしも徒事になつた。
— 森鴎外 『津下四郎左衛門』 青空文庫
作例 · 標準
毎日、徒事について考えています。
我が社の徒事戦略は重要です。
徒事の原理は複雑である。
徒事という言葉が頭から離れない。