頼母子
たのもし
名詞
標準
mutual financing association
文例 · 用例
そんな考えから、親爺は、借金や、頼母子講を落した金で、ちびり/\と田と畠を買い集めた。
— 黒島傳治 『浮動する地価』 青空文庫
五六口の頼母子講は、すっかり粕になってしまっていた。
— 黒島傳治 『浮動する地価』 青空文庫
頼母子講は、一と口が一年に二回掛戻さなければならない。
— 黒島傳治 『浮動する地価』 青空文庫
だから、毎月、どっかの頼母子が、掛戻金持算の通知をよこして来る。
— 黒島傳治 『浮動する地価』 青空文庫
」 信用組合からの利子の取立てと、頼母子講の掛戻と、女房と、息子の反対は、次第に親爺を苦るしくして行った。
— 黒島傳治 『浮動する地価』 青空文庫
田と畠を頼母子講の抵当に書きこみ、或は借金のかわりに差押えられようとしていた自作農は、親爺だけじゃなかった。
— 黒島傳治 『浮動する地価』 青空文庫
源作は、頼母子講を取った。
— 黒島傳治 『電報』 青空文庫
媾和進行中に塙団右衛門が蜂須賀隊を夜襲するなどの事があって、大いに気勢を挙げ、大阪方可なり強気であったが、家康天守閣、千畳敷などを砲撃して、秀頼母子を威嚇し、結局の媾和条件は、次ぎの通りであった。
— 菊池寛 『大阪夏之陣』 青空文庫
作例 · 標準
村の寄り合いで、冠婚葬祭の急な出費に備えて頼母子を組織することになった。
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祖母の代までは、近所の主婦たちの間で頼母子のような互助組織が機能していた。
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頼母子の順番が回ってきてまとまった金が入ったので、念願のミシンを購入した。
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