純金
じゅんきん
名詞頻度ランク #43255 · 青空 153 例
標準
pure gold
文例 · 用例
亀林あり、沼あり、蒼天あり、ひとの手にはおもみを感じしづかに純金の亀ねむる、この光る、寂しき自然のいたみにたへ、ひとの心霊にまさぐりしづむ、亀は蒼天のふかみにしづむ。
— 萩原朔太郎 『月に吠える』 青空文庫
その中に鉄煙管の吸口に純金の口金の付いたのがあって、その金の部分だけが螺旋で取り外ずしの出来るようになっていた。
— 寺田寅彦 『喫煙四十年』 青空文庫
その容貌、その風采、指環は紛うべくもない純金であるのに、銀流しを懸けろと言うから。
— 泉鏡花 『黒百合』 青空文庫
指環の台は純金であったが、環状に並べた九つの小粒の真珠の真ん中に、一つの大きな真珠があり、倉持家の定紋に造られたもので、贈り主の父の母に対する愛情のいかに深かったかを示すものであり、それを偸み出して女に贈る坊っちゃんらしい彼の熱情に、銀子も少し驚きの目を見張っていた。
— 徳田秋声 『縮図』 青空文庫
龜林あり沼あり蒼天ありひとの手には重みをかんじしづかに純金の龜ねむるこの光るさびしき自然のいたみにたへひとの心靈にまさぐりしづむ龜は蒼天のふかみにしづむ。
— 萩原朔太郎 『蝶を夢む』 青空文庫
妹よ、兄が純金の墓石の前に、菊を捧げて爾が立つたとき、兄はほんたうにおん身に接吻する。
— 萩原朔太郎 『散文詩・詩的散文』 青空文庫
鵞鳥は純金の卵を生む。
— 萩原朔太郎 『散文詩・詩的散文』 青空文庫
時として君は黒い覆面をかけ、手中に見えざるピストルを閃めかし、盗心を神聖視し、憔悴しては銀製の乞食となつて彷徨ひ歩るき、消え失せんとしては純金の蜩の声を松の梢に聴いた。
— 愛の詩集のはじめに 『愛の詩集』 青空文庫
作例 · 標準
彼女の誕生日に、純金の小さなハート型ペンダントを奮発してプレゼントした。
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金の価格が高騰しているため、自宅に眠っていた純金の延べ棒を売却することに決めた。
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この仏像には表面に薄い金箔が貼られているだけでなく、心臓部分に純金の塊が納められている。
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