軍費
ぐんぴ
名詞
標準
war funds
文例 · 用例
樺太二部の一は、我が幾万の同胞を殺し、幾億の軍費を費せしに対して、余りに少き賠償なれど、若し国民が此戦勝により、何等か偉大なる精神上の賜物を得しならば、余輩は数十億の償金を得るよりも、幾万方里の領土を加ふるよりも、寧ろ我国将来の為に之れを慶賀せん。
— 押川春浪 『警戒すべき日本』 青空文庫
しかし当時の自由主義の政府は、われらの軍費を鵜呑みにしてもこれに基づく経済力の建設は到底、企図する見込みがないところから、軍事予算は通過しても戦備はできない。
— 石原莞爾 『戦争史大観』 青空文庫
自由主義時代に於て軍費の不足を補うため国防献金を奨励した事は止むを得ない。
— 石原莞爾 『戦争史大観』 青空文庫
今日は既に軍費が問題でなく国家の生産能力が事を決定する。
— 石原莞爾 『戦争史大観』 青空文庫
我が財政の責任者は今次事変の直前まで、年額二三十億の軍費さえ我が国の堪え難き所と信じていた。
— 石原莞爾 『戦争史大観』 青空文庫
国を護るためには役人の給料なかるべからず、海陸の軍費なかるべからず、裁判所の入用もあり、地方官の入用もあり、その高を集めてこれを見れば大金のように思わるれども、一人前の頭に割り付けてなにほどなるや。
— 福沢諭吉 『学問のすすめ』 青空文庫
此一條に付き今日に殘りたるものは、軍費數百萬圓の不足あるのみ。
— 福澤諭吉 『亞細亞諸國との和戰は我榮辱に關するなきの説』 青空文庫
四月の時評は「戦争と私達の生計」を中心として、去年秋満州掠奪戦争がはじまってからの「死傷者の数」「軍費」その他中華ソヴェト、ソヴェト同盟の第二次五ヵ年計画の紹介などが書かれていたのである。
— 宮本百合子 『刻々』 青空文庫
作例 · 標準
長引く戦争によって軍費が膨れ上がり、国家の財政は破綻寸前の状態に陥った。
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不足する軍費を賄うために、国民には増税と物資の供出という重い負担が課せられた。
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勝利を収めるためには、兵力だけでなく安定した軍費の調達が最も重要な課題となる。
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