唱える
となえる
動詞-一段動詞-他動詞頻度ランク #11526 · 青空 2072 例
標準
to recite
文例 · 用例
単調な声でゆるやかな拍子で「ナーンモーンデー」と唱えると鉦の音がこれを請けて「カーンコ、カンコ」と響くのである。
— 寺田寅彦 『田園雑感』 青空文庫
学校へ行って文明を教わっている村の青年たちには、裃をつけて菅笠をかむって、無意味なような「ナーンモーンデー」を唱える事は、堪え難い屈辱であり、自己を野蛮化する所行のように思われたのである。
— 寺田寅彦 『田園雑感』 青空文庫
その主張は、主張としてはそれに対して異説を唱えることも出来ましょうけれども、契沖の見出した古代の事実、すなわち古代の文献においては発音が同じで区別し難い仮名が立派に使い分けてあるという事実は、何人といえども疑うことは出来ないものであります。
— 橋本進吉 『古代国語の音韻に就いて』 青空文庫
十七字のパーミュテーション、コンビネーションが有限であるから俳句の数に限りがあるというようなことを言う人もあるが、それはたぶん数学というものを習いそこねたかと思われるような人たちの唱える俗説である。
— 寺田寅彦 『俳句の精神』 青空文庫
」 と折から唸るように老人が唱えると、婆娘は押冠せて、「南無阿弥陀仏。
— 泉鏡花 『国貞えがく』 青空文庫
同じ道理で、坂は照る照る鈴鹿は曇る=といい、袷遣りたや足袋添えて=と唱える場合には、いずれも疲を休めるのである、無益なものおもいを消すのである、寧ろ苦労を紛らそうとするのである、憂を散じよう、恋を忘れよう、泣音を忍ぼうとするのである。
— 泉鏡花 『三尺角』 青空文庫
つまる処、卑怯な、臆病な老人が念仏を唱えるのと大差はないので、語を換えて言えば、不残、節をつけた不平の独言である。
— 泉鏡花 『三尺角』 青空文庫
これはもちろん、形式上の分類法からすれば当然のことであって、これに対して何人も異議を唱えるものはないであろう。
— 寺田寅彦 『科学と文学』 青空文庫
標準
to cry
標準
to advocate