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夜長

よなが
名詞頻度ランク #39241 · 青空 149
1
標準
long night (esp. of autumn)
文例 · 用例
マッチの軸木を並べてする色々の西洋のトリックを当時の少年雑誌で読んではそれを実演して友達や甥などと冬の夜長を過ごしたものである。
寺田寅彦 追憶の冬夜 青空文庫
この日は昼夜長短相同じでこれからだんだん夜長になる。
寺田寅彦 歳時記新註 青空文庫
(明治四十年十月十九日『東京朝日新聞』)         二十三      章魚と烏賊との研究 (一)章魚の生殖作用 今年の英国科学会の総会でホイルという動物学者が講演した章魚や烏賊の類に関する研究の結果中で吾々|素人にも面白く思われる二、三の事実を夜長の話柄にもと受け売りをしてみよう。
寺田寅彦 話の種 青空文庫
その巻頭に訳載されている「兵法家アイネアス」を冬の夜長の催眠剤のつもりで読んでみた。
寺田寅彦 変った話 青空文庫
こんなくだらぬことを赤白両派に分かれて両方で言い合っていれば、秋の夜長にも話の種は尽きそうもない。
寺田寅彦 さるかに合戦と桃太郎 青空文庫
自分が物心づくころからすでにもうかなりのおばあさんであって、そうして自分の青年時代に八十余歳でなくなるまでやはり同じようなおばあさんのままで矍鑠としていたB家の伯母は、冬の夜長に孫たちの集まっている燈下で大きなめがねをかけて夜なべ仕事をしながらいろいろの話をして聞かせた。
寺田寅彦 自由画稿 青空文庫
――夜長橋、月見橋、納涼橋などは風雅で、しかも嫌味がない、解り易くて要を得てゐる、日本の田舎の橋らしい名である。
大田から下関 行乞記 青空文庫
かうして、背戸に泣く虫の音もいたく衰へた秋の夜長、親子三人枕を並べはしたが、思ひ/\の悲愁に満ちた不眠の幾夜、分けても釜貞にとつては辛い苦しい悪夢の夜が続くのであつた。
幸田露伴 名工出世譚 青空文庫
作例 · 標準
夜泣き鳥の声が、夏の夜空に響き渡る。
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昔の人々は、夜泣き鳥の声を不吉な兆候だと恐れた。
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夜泣き虫の声を聞くと、夏の終わりを感じる。
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