欠落
けつらく
名詞動詞-サ変動詞-自動詞頻度ランク #14097 · 青空 75 例
標準
lack
文例 · 用例
「半三郎様……」「ハイ……」「しっかりなされませ」〔以下原稿用紙で二枚分欠落〕 青くなったまま両手を突いて聞いていた半三郎は、そう言ううちにポタリと一雫、涙を両手の間に落した。
— ――博多名物非人探偵 『狂歌師赤猪口兵衛』 青空文庫
革命当時、「装甲列車」を書いたフセワロード・イワーノフは、ロイド眼鏡こそ昔のままだが、気力のない、階級性欠落状態で昔の思い出や個人的な心理描写をはじめた。
— 宮本百合子 『ソヴェト文壇の現状』 青空文庫
凡そ維新前、文久二、三年から維新後、明治六、七年の頃まで、十二、三年の間が最も物騒な世の中で、この間私は東京に居て夜分は決して外出せず、余儀なく旅行するときは姓名を偽り、荷物にも福澤と記さず、コソ/\して往来するその有様は、欠落者が人目を忍び、泥坊が逃げて廻わるような風で、誠に面白くない。
— 福翁自伝 『福翁自伝』 青空文庫
殊に『御定書百個條』の第八十二條に、 科人欠落尋の事一、主人を 家來に一、親を 子に一、兄を 弟に一、伯父を 甥に 右の類へ尋申付間敷事 と明記してある。
— 桑原隲藏 『支那の孝道殊に法律上より觀たる支那の孝道』 青空文庫
(御定書百個條)科人欠落尋の事一、主人を 家來に一、親を 子に一、兄を 弟に一、伯父を 甥に一、師匠を 弟子に 右の類へ尋申付間敷事。
— 桑原隲藏 『支那の古代法律』 青空文庫
村の若手の神に事へ、ある時は択ばれて神の代役を務める模様は、古代に溯る程〔ここで原稿が一部欠落〕陰陽門から退出する事になつて居た。
— 折口信夫 『まれびとの歴史』 青空文庫
さよなら 御父上様 御母上様 御もとに知里高吉・波子宛大正十一年八月一日付(東京発信)(書き出し数行分欠落)真志保も帰省のよし、当人は勿論の事、ふちたちや御両親様の御喜悦如何ばかりかと、遙々推察致し、独りほゝえみを禁じ得ません。
— 知里幸恵 『手紙』 青空文庫
ところが七人が七人とも、途中で欠落してしまったという話でさ。
— 第二部上 『夜明け前』 青空文庫
作例 · 標準
データの一部に欠落があり、分析が困難になった。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
記憶の欠落がひどく、昨日の出来事が思い出せない。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
この小説は、登場人物の感情の欠落がテーマとなっている。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
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欠落(かけおち・闕落)とは、戦乱・重税・犯罪などを理由に領民が無断で住所から姿を消して行方不明の状態になること。江戸時代には走り(はしり)などとも称された。武士の場合には出奔(しゅっぽん)・立退(たちのき)などと呼んで区別したが、内容的には全く同一である。
出典: 欠落 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0