印字機
いんじき
名詞
標準
typewriter
文例 · 用例
話は変るが、一九一〇年頃ベルリン近郊の有名な某電機会社を見学に行ったときに同社の専売の電信印字機を見せてもらった。
— 寺田寅彦 『変った話』 青空文庫
これらの大家や局長がアイネアスの兵法を読んでいなかったおかげで電信印字機や写真放送機が完成したかもしれないのである。
— 寺田寅彦 『変った話』 青空文庫
ことに文句に絶えず頭を使いながらせき込んで印字機の鍵盤をあさる時、ひき慣れないむつかしい楽曲をものにしようとして努力する時、そういう時には病的に過敏になった私の胃はすぐになんらかの形式で不平を申し出した。
— 寺田寅彦 『芝刈り』 青空文庫
念のために今度は印字機に向かったつもりになって両手の指を動かしているといつのまにか横隔膜の下のほうが次第に堅く凝って来るのを感じた。
— 寺田寅彦 『芝刈り』 青空文庫
当時アメリカのキューム社は、菊の花弁の先に活字を付けたような印字機構を持つ製品で市場を押さえていた。
— 富田倫生 『パソコン創世記』 青空文庫
一九七八(昭和五十三)年四月、印字機構の形からバドミントンプリンターと名付けられていたこの製品の新機種が発表された。
— 富田倫生 『パソコン創世記』 青空文庫
片方の壁にタイム・カードとその印字機があり、その前を横へ奥に入ると、そこは湯沸かし室だった。
— 片岡義男 『物のかたちのバラッド』 青空文庫
作例 · 標準
祖母は、古いタイプライターで手紙を書いていた。
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今ではほとんど見かけないが、あのカチカチという打鍵音は懐かしい。
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彼女は、独特の風合いを出すために、あえて印字機で作品を制作している。
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