タイプライター
タイプライター異読 タイプライタ
名詞頻度ランク #29827 · 青空 317 例
標準
typewriter
文例 · 用例
飛行機や潜航艇の所在を探知する方法について絶えず軍務当局から相談を受け、また一方では国民科学研究所と航空研究顧問委員会の軍事的活動の舞台でも主役を勤めていたので、その頃の彼の書斎は机の上も床の上もタイプライターでたたいた報告書類などで埋まっていた。
— 寺田寅彦 『レーリー卿(Lord Rayleigh)』 青空文庫
発信機の方はピアノの鍵盤のようなものにアルファベットが書いてあって、それで通信文をたたいて行くと受信機の方ではタイプライターが働いて紙テープの上にその文句をそっくりそのままに印刷して行く仕掛けである。
— 寺田寅彦 『変った話』 青空文庫
しかし、タイプライター刷のような事務的な男の言葉がつづいた。
— 吉行エイスケ 『女百貨店』 青空文庫
タイプライターと、夕刊新聞のタクシーと、自転車で疾走する給仕の金ボタンと、江東一帯の工場地から聞える仕事始めのサイレンの音響と人物の交錯のなかを、太田ミサコは小肥なボッブの昨夜の女記者の太い脚がアスハルトの道路をふんでやってくるのを認めた。
— 吉行エイスケ 『女百貨店』 青空文庫
有閑者がこの街を自分の調査機関のようにたえまなく往来して、記憶をタイプライターで刷りあげると、不生産的な、非社会的な報告書しかつくれないような愚な街であった。
— 吉行エイスケ 『女百貨店』 青空文庫
タイプライターの音は機関銃にも、鉄工場のリベットハマーの音にも類しうる可能性をもっている。
— 寺田寅彦 『映画芸術』 青空文庫
下の壁に添った棚には、黒いタイプライターのようなものが三列に百でもきかないくらい並んで、みんなしずかに動いたり鳴ったりしているのでした。
— 宮沢賢治 『グスコーブドリの伝記』 青空文庫
伊都子の用事とは、日本橋の某商事会社でタイプライターを購入すること。
— 織田作之助 『夜の構図』 青空文庫
作例 · 標準
祖父は小説をすべてタイプライターで書いていました。
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タイプライターのカチャカチャという音は、昔のオフィスでは馴染みのある音でした。
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彼女は学校で手動タイプライターのタイピングを学びました。
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ウィキペディア
タイプライター とは、文字盤を打鍵することで活字を紙に打ち付け、文字を印字する機械。筆記業務の高速化、各種原稿の清書といった目的で使用され、カーボン紙を挟んで複数枚の紙に同時に印字することで文書の複写もできたことから、会社での事務や個人の文章作成など 幅広く使われた。