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勇退

ゆうたい
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
1
標準
retiring voluntarily
文例 · 用例
一日の出場に七千から一万ペセタ――わが約三千円あまり――を取る、だから今では、大した地所持ち株もちだが、最近本人が勇退の意をほのめかしたところ、たちまち国論が沸騰した。
血と砂の接吻 踊る地平線 青空文庫
わずかばかりの恩給では食ってゆけませんので」 山本さんは淡々と語る「四年前に勇退するときには後進に道をゆずる意味で、まだ停年前でしたが、いさぎよくやめました。
永井隆 ロザリオの鎖 青空文庫
その当時は恩給でやってゆける計算だったのですがなあ──」 後進に道をゆずるとか、いさぎよくとか、勇退とか美しい言葉を日本人は使うけれども、結局は菊でも作って余生を平穏凡々に過ごそうという消極的な目的のためである。
永井隆 ロザリオの鎖 青空文庫
この総裁演説の最後で、チャーチ博士は、過去十五年にわたる会員たちの協力を謝し、そして勇退を声明した。
中谷宇吉郎 国際雪氷委員会のことなど 青空文庫
先の課長は大阪の支店長に栄転し、順当ならその後を襲う筈の為近さんという老人が勇退して、次席の辻村君が課長に抜擢され、三席の清之介君が主席へ飛び上ったのである。
佐々木邦 女婿 青空文庫
博士は勇退後研究に不便を感じているように聞いているし、それから大学の方でもその後任に困っていたらしい。
戸坂潤 社会時評 青空文庫
私はその会にも次の会にも出ませんでしたが、時雨女史は、自分がすっかり勇退すると云ったらしいが、それは辞令でね。
一九四〇年(昭和十五年) 獄中への手紙 青空文庫
「吉田天皇」と称されていた磯吉大親分は、昭和七年、衆議院議員を勇退していたが、十一年一月、虫状突起周囲炎を手術した結果が思わしくなく、中旬、にわかに、病状悪化した。
火野葦平 花と龍 青空文庫
作例 · 標準
彼は最盛期に監督の座を勇退し、後進に道を譲った。
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惜しまれながらも、社長は若手への世代交代を理由に勇退を決意した。
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選手たちは、勇退するコーチを胴上げして感謝の気持ちを表した。
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ウィキペディア

勇退(ゆうたい)とは、高い功績を残した者が潔く役職を辞する事や、あるいは後進に道を譲る事などを目的にその役職から引退する事である。高齢や能力不足を名目にはしない引退全般に使われる。この他、長期にわたり華々しい成果を収めた製品の運用を終了もしくは販売を終了する際にも、勇退という表現が使われる。

出典: 勇退 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0