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検分

けんぶん
名詞動詞-サ変動詞-他動詞
1
標準
inspection
文例 · 用例
一八九七―一九一三年の間、しばしば所属のヨット、イレネ号に、国王や王子その他のいわゆる Elder Brethren と一緒に乗込んで燈台の検分をしたり、燈光や霧報(fog-signals)の試験をした。
寺田寅彦 レーリー卿(Lord Rayleigh) 青空文庫
」 内部の検分を終えて、外に出た大西が、ふりかえって叫んだ。
黒島傳治 前哨 青空文庫
そして下の方をすっかり検分し今度は二階の相談所を見ようとしましたがどうしても二階に昇れませんでした。
宮沢賢治 革トランク 青空文庫
全然済むんでグリゴリー・ペトニコフの野郎が検分に船に来やがるだろう。
有島武郎 かんかん虫 青空文庫
家を出て、学校へ行く途々も、こっそり両腕を前方へ差し出し、賞品をもらう真似をして、シャツの袖が、あまり多くもなく、少くもなく、ちょうどいい工合いに出るかどうか、なんどもなんども下検分してみるのでした。
太宰治 おしゃれ童子 青空文庫
わたくしが「只今」と挨拶して二階の部屋へ上って行くとき、母親は「あいよ、お帰り」と優しく答えながらなぜかじっと瞳を凝らして何か検分するような眼つきで私の様子を見詰めました。
岡本かの子 生々流転 青空文庫
けれども陽は暖かいし、靄は晴れてしまったし、わたくしはとても良い気持になって、一つは学園には近いけれども滅多に来たことのない土地の様子を検分するつもりで、櫟林に沿うた大根畑との間の径を伝わって行きます。
岡本かの子 生々流転 青空文庫
「それに殿様も、此の普請を御心配なされて、昨日、御微行でお成りになったから、今日は此処へ御検分にお成りになる。
田中貢太郎 海神に祈る 青空文庫
作例 · 標準
事故の原因を究明するため、警察による現場の検分が始まった。
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検分官は、遺留品を一つ一つ丁寧に検分し、証拠を探した。
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専門家による検分の結果、製品の設計上の欠陥が明らかになった。
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