胴の長い
どうのながい
形容詞
標準
long-bodied
文例 · 用例
場所、所を變へつゝ、彼の守宮の形で、天窓にすぽりと何か被つた、あだ白い、胴の長い、四足で畝るものが、ぴつたりと附着いたり、ことりと圓くなつたり、長々と這ふのが見えたり……やがて、闇の中、枕の下にも居るやうに成りました。
— 泉鏡太郎 『三人の盲の話』 青空文庫
そのとき玄関をあけたら赤ちゃけた胴の長い犬がだしぬけに僕に吠えついたのにびっくりさせられた。
— 太宰治 『彼は昔の彼ならず』 青空文庫
胴の長い痩せぽッちなその骨格と、狭い額際との父親そっくりであるほか、この子が母親の父方の顔容を受け継いでいることは、笹村にとってかえって一種の安易であった。
— 徳田秋声 『黴』 青空文庫
胴の長い和金が五六尾泳いでいたが、それも土の中にめり込んでしまったに違いない。
— 水上滝太郎 『遺産』 青空文庫
元気はいいが、もう萎びてしまった彼らの女房たちは、ひだのついた帽子をかぶり、胴の長いガウンを着て、手製の下衣をつけ、鋏や、針さしやら、派手なキャラコの袋を外側にたらしていた。
— 故ディードリッヒ・ニッカボッカーの遺稿より 『スリーピー・ホローの伝説』 青空文庫
石田氏は五尺六寸という身丈で、日本人にしては胴の長いほうだが、ソファの谷にいると、鰯に箸が届かない。
— 久生十蘭 『我が家の楽園』 青空文庫
鞍下のあたりがとつぜんにどっかりと落ちこんでいるので、首とお尻がむやみに飛びあがり、横から見ると、胴の長いスペイン犬そのままだった。
— 馬と老人 『キャラコさん』 青空文庫
二年ほど前から肥り気味になって、胴の長い脚の短い生れつきの体が、よけい畸形に見えて来ているが、黄金の太刀や、高貴な織物の小袖|袴は、お館の尊厳をつつんで褄先も余さなかった。
— 第二分冊 『新書太閤記』 青空文庫
作例 · 標準
胴の長い犬種は、腰に負担がかかりやすい。
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胴の長い猫が日向でくつろいでいる。
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彼は胴の長い体型なので、服選びに苦労する。
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