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大道具

おおどうぐ
名詞
1
標準
stage setting
文例 · 用例
そのうへ、大道具小道具に要した金、練習場、會場に要した金、プログラムや切符に要した金、それらは會員達が何ヶ月もかかつて積立てた準備金の到底補充出來る額ではなかつた。
梶井基次郎 『青空』のことなど 青空文庫
左団次の大川友右衛門好評にて、火がかりの大道具が観客を驚かせり。
岡本綺堂 明治演劇年表 青空文庫
江戸末期より明治時代にわたる劇壇大道具の名人にて、新しき仕掛け物はその工夫に成るもの多し。
岡本綺堂 明治演劇年表 青空文庫
と錦帯橋の月の景色を、長谷川が大道具で見せたように、ずらりと繋って停留していた幾つとない電車は、大通りを廻り舞台。
泉鏡花 婦系図 青空文庫
ドンナ立派な背景や大道具、小道具を使っても、役者がヘボだと、ただそんな物の並んでいるだけの、間の抜けた舞台面になる。
夢野久作 能とは何か 青空文庫
その他、日月星辰、風雨明暗、山川草木等の森羅万象に関する背景、その他の大道具、小道具、舞台設備等いうものは絶無で、ひたすらに舞い手(主として主演者)の表現力によって、実物以上に深刻に美しく印象させられて行くばかりである。
夢野久作 能とは何か 青空文庫
一方から見れば、昔沢山にあった大道具、小道具は、次第に舞い手と謡い手と囃し手の表現能力(即ち仮面と装束の超自然的に偉大な表現力)の中に取り入れられて消滅してしまった……という事が出来る。
夢野久作 能とは何か 青空文庫
その上に足の踏み方、手の動かし方、肩のゆすぶり方、腰のひねり方、又はお尻の振り方なぞいう、顔面表現の動的背景ともいうべき大道具までが参加して、縦横無尽千変万化、殆ど無限ともいうべき各種の表現を行って着々と成果を挙げているのであります。
夢野久作 鼻の表現 青空文庫
作例 · 標準
例句
2
標準
stagehand
作例 · 標準
例句