大型
おおがた
名詞-の形容詞名詞頻度ランク #2935 · 青空 728 例
標準
large
文例 · 用例
枕上の小卓の上に大型の扁平なピストルが斜めに横たわり、そのわきの水飲みコップの、底にも器壁にも、白い粉薬らしいものがべとべとに着いているのが目についた。
— 寺田寅彦 『B教授の死』 青空文庫
武器は大型のトラックに、一ぱい積込んできていた。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
今朝、ふるさとの新聞にて、なんとか家なる料亭、けしからぬ宿を兼ねて、それも歌舞伎のすっぽん真似てボタンひとつ押せば、電気仕掛け、するすると大型ベッド出現の由、読みながら噴き出した。
— ――(生れて、すみません。) 『二十世紀旗手』 青空文庫
あきらかに善人、女将あるいはギャング映画の影響うけて、やがて、わが悪の華、ひそかに実現はかったのではないのか、そんな大型の証拠、つきつけられては、ばからしきくらいに絶体絶命、一言も弁解できないじゃないか、ばかだなあ、田舎の悪人は、愛嬌あって、たのもしいね。
— ――(生れて、すみません。) 『二十世紀旗手』 青空文庫
表紙はズット大型の黒い皮表紙なんで……HOLY・BIBLEと金文字の刻印が打込んであって、牛だか馬だかわかりませんが、頑丈な生皮の包箱に突込んであります。
— 夢野久作 『悪魔祈祷書』 青空文庫
マダムはお辞儀をしてから、青扇にかくすようにして大型の熨斗袋をそっと玄関の式台にのせ、おしるしに、とひくいがきっぱりした語調で言った。
— 太宰治 『彼は昔の彼ならず』 青空文庫
その室内で非常に目立つ一つのものは、ちょっと見ては何処の国の型かも判らない大型で彫刻のこんだ寝椅子が室の一隅に長々と横はり、その傍の壁を切ったような通路から稍々薄暗い畳敷きの日本室があり、あっさりと野菊の花を活けた小さな床があった。
— 岡本かの子 『母子叙情』 青空文庫
大型のタクシイには、お母さんと香川さんと看護婦の杉野さん。
— 太宰治 『正義と微笑』 青空文庫
作例 · 標準
例句