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土地柄

とちがら
名詞
1
標準
nature of the locality
文例 · 用例
柵の外より頻りに汽車の方を覗く美髯公のいずれ御前らしきが顔色の著しく白き西洋人めくなど土地柄なるべし。
寺田寅彦 東上記 青空文庫
杉や欅の出る土地柄だからだ。
梶井基次郎 温泉 青空文庫
町に別嬪が多くて、山遊びが好な土地柄だろう。
――(前題――楊弓) ピストルの使い方 青空文庫
土地柄でも分る、犬神の巣の魔窟だと思えば可い。
――(前題――楊弓) ピストルの使い方 青空文庫
「ええ、ええ、大先生、伜がかねて……」 儀礼に、こだわりの過ぎるほど訓錬のある、特に官職に対して謙屈な土地柄だから、閣翁は、衆に仰向けに反らしたちょうど同じ角度に、その頤を臍に埋めて、手を垂れた。
――(前題――楊弓) ピストルの使い方 青空文庫
――私たちは、蝙蝠傘を、階段に預けて、――如何に梅雨時とはいへ……本來は小舟でぬれても、雨のなゝめな繪に成るべき土地柄に對して、かう番ごと、繻子張を持出したのでは、をかしく蜴蟷傘の術でも使ひさうで眞に氣になる、以下この小道具を節略する。
泉鏡太郎 深川淺景 青空文庫
そこは旧い貧民街を蚕食して、モダンな住宅が処々に建ちかかっているという土地柄だった。
岡本かの子 母子叙情 青空文庫
いふまでもなく極月かけて三月彼岸の雪どけまでは、毎年こんな中に起伏するから、雪を驚くやうな者は忘れても無い土地柄ながら、今年は意外に早い上に、今時恁くまで積るべしとは、七八十になつた老人も思ひ懸けないのであつたと謂ふから。
泉鏡花 雪の翼 青空文庫
作例 · 標準
この辺りは古い寺院が多く、落ち着いた住民が多い土地柄だ。
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漁師町という土地柄、朝早くから活気ある声が市場に響き渡る。
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土地柄を反映してか、地元の祭りは非常に勇壮で見応えがある。
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