国債
こくさい
名詞頻度ランク #4568 · 青空 55 例
標準
national debt
文例 · 用例
内閣が変って、金解禁とともに現金通貨に需要が減退して、金融市場は、遊資のために市場金利においてコール貸日歩の急落、国債、市債の抬頭等の変化を見せたが、国内における購買力の減少は、街から街に黄濁の切断面をつくった。
— 吉行エイスケ 『大阪万華鏡』 青空文庫
身を軍籍に措かざれば祖国のために尽すの路なきが如き、利子付きにて戻る国債応募額の多寡によつて愛国心の程度が計らるゝ世の中に候。
— 石川啄木 『渋民村より』 青空文庫
こうも落ちつく暇のない毎日の間に、隣組からの強制貯金とか、厖大な数字に上る国債の消化とかいう仕事も、つまるところは一家の主婦、さもなければ、家計を援けて働いている女子の勤労者のやりくりに、解決を俟つ有様となった。
— 宮本百合子 『私たちの建設』 青空文庫
『主婦之友』がその雑誌の一頁ごとに、「米鬼を殺せ」と印刷し、往年の婦人参政権運動者たちは報国貯金、戦時国債の勧誘に全国を遊説し、すべての学校は学徒勤労、学徒動員で半ば閉鎖されているとき、婦人作家たちは何かの婦人代表のようにきおい立たされて、派遣されて行った。
— 宮本百合子 『婦人と文学』 青空文庫
遺品を調べてみたら、金は五円の報国債券五枚を入れて、しめて百二十八円五十三銭あった。
— 矢田津世子 『鴻ノ巣女房』 青空文庫
英雄の事業一成し一敗す、維新の大立者たる西郷隆盛は城山の露と消え残るは傷夷と国債とのみ。
— 山路愛山 『明治文学史』 青空文庫
国がいないから欠席、 千駄木学校のわきの強制疎開を割当てるという話、国債六百何円かの割当て。
— 一九四四年(昭和十九年) 『日記』 青空文庫
〔欄外に〕巣鴨へ手紙、二人遊びの日五月八日(月曜) こんちゃんpa来、国債の割当てが筋が通っていないと、しきりに力説する。
— 一九四四年(昭和十九年) 『日記』 青空文庫
作例 · 標準
景気対策の財源を確保するため、政府は新たに数兆円規模の国債を発行することを決めた。
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「将来の世代にこれ以上の国債を残すのは、無責任なことではないだろうか」
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長期国債の利回りが上昇したことで、住宅ローンの固定金利にも影響が出始めた。
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ウィキペディア
国債 は、国が発行し、利子及び元本の支払(償還)を行う債券である。ソブリン債の一種。
出典: 国債 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0