山水画
さんすいが
名詞
標準
landscape picture
文例 · 用例
……称えかたは相応わぬにもせよ、拙な山水画の裡の隠者めいた老人までが、確か自分を知っている。
— 泉鏡花 『伯爵の釵』 青空文庫
……称へかたは相応はぬにもせよ、拙な山水画の裡の隠者めいた老人までが、確か自分を知つて居る。
— 泉鏡花 『伯爵の釵』 青空文庫
」 よく訊いてみると、先頃何処かの画会に、保太郎氏が半截に山水画を描いて出品した事があつた。
— 大正六(一九一七)年 『茶話』 青空文庫
ひくい大きな机に唐紙の連落ちをひろげ、焼墨もあたらずに、山水画を描いていられましたが、三分の一くらいかけると、墨がかわかないので、唐紙のほごを上にのせてクルクルと巻いて、次のを描くという風で、こうして幾日かたつと幾枚かの絵が完成するのです。
— 上村松園 『明治懐顧』 青空文庫
巨勢金岡時代はいふまでもなく、それより後土佐画の起つた頃までも人間とか仏とかいふものを主として居つたのであるが、支那から禅僧などが来て仏教上に互に交通が始まつてから、支那の山水画なる者が輸入されて、それから日本にも山水画が流行したのである。
— 正岡子規 『病牀六尺』 青空文庫
日本では山水画といふ名が示して居る如く、多くは山や水の大きな景色が画いてある。
— 正岡子規 『病牀六尺』 青空文庫
それだから水を画いても川の一部分とか海の一部分とかを写す位な事で、山水画といふ名をあてはめることは出来ぬ。
— 正岡子規 『病牀六尺』 青空文庫
その庭は、その寺に遺された多くの仏画や山水画と共に国宝になつてゐる。
— 嘉村礒多 『故郷に帰りゆくこころ』 青空文庫
作例 · 標準
彼の描く山水画は、水墨の濃淡が非常に美しい。
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中国の伝統的な山水画は、自然の雄大さを表現する。
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美術展で、有名な現代作家の山水画を鑑賞した。
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ウィキペディア
山水画(さんすいが)は、中国で発達した絵画のジャンルである。現実の景色の再現を意図した作品もあるが、型による山岳樹木岩石河川などの添景を、再構成した「創造された景色」が多い。
出典: 山水画 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0