秋祭り
あきまつり
名詞
標準
autumn festival
文例 · 用例
それは晩春の頃からころころと啼き始めて、やがて湧き立つ様に野をこめる蛙の声が、どんなにめずらしくなつかしく、かやの稚い心をそそる夜も、秋祭りの野太鼓が、しきりに響いて渡る頃であっても、かすか乍らも澄み透って一縷の哀調を運ぶ横笛の音なのであった。
— 岡本かの子 『かやの生立』 青空文庫
)末弟は、東京でいい恥さらしをしているそうだのう、とただそれだけ、話題に上って、ふっと消え、火を掻き起してお茶を入れかえ、秋祭りの仕度に就いて話題が移ってゆく、という、そんな状態ではないかと思う。
— 太宰治 『善蔵を思う』 青空文庫
秋の日曜の朝、目黒の父の家の夫人からわたくしに秋祭りがあるから遊びに参れとの使いです。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
わたくしの子柄の様子を見に、秋祭りの招待に事寄せて、わたくしを観察したのですけれども、結果は取止めになったのだと、しまはわたくしに言い聞かせました。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
秋祭りにはまだ間があり、夏祭りは過ぎてしまいました。
— 国枝史郎 『剣侠受難』 青空文庫
珍らしいので、一旦は流行りましたが、そう長くは続かないので、後には両国を引き払って、諸方の宮地や寺内で興行したり、近在の秋祭りなぞへ持ち廻ったりしていました。
— 歩兵の髪切り 『半七捕物帳』 青空文庫
その娘らが、秋祭りに笛を吹いて通る美しい若衆を見て、いちように深く思いこがれる身となりました。
— 佐々木喜善 『東奥異聞』 青空文庫
汝はすこしの小力を自慢して、秋祭り小相撲などをとっているが、そんな小さな料簡では所詮だめ、真の大力をほしくば夜ひそかにわが太平山に来たり籠もれよと、声朗らかにいわれます。
— 佐々木喜善 『東奥異聞』 青空文庫
作例 · 標準
村の鎮守の秋祭りでは、毎年若者たちが勇壮な神輿を担いで練り歩く。
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週末は地元の秋祭りがあるので、子供と一緒に屋台のりんご飴を買いに行く約束をした。
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豊作を感謝する秋祭りの夜、境内で奉納される神楽の舞に見入ってしまった。
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ウィキペディア
秋祭り(あきまつり)とは、秋に行われる祭りの総称。主に農村地帯において収穫を感謝する祭りである。
出典: 秋祭り — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0