作男
さくおとこ
名詞
標準
farm hand
文例 · 用例
親兄弟みんなたばになって、七ツのおれをいじめている、とひがんで了って、その頃から、家族の客間の会議をきらって、もっぱら台所の石の炉縁に親しみ、冬は、馬鈴薯を炉の灰に埋めて焼いて、四、五の作男と一緒にたべた。
— ――(生れて、すみません。) 『二十世紀旗手』 青空文庫
「これから現場へ踏み込んでみたいのですが、誰か案内して貰えますまいか」 名主の家では承知して、作男の友吉という若い男を貸してくれた。
— 十五夜御用心 『半七捕物帳』 青空文庫
野山の仕事に忙しい時期には、多くの作男と一緒になつて働きに出かけた。
— 岡本かの子 『川』 青空文庫
あさ飯を食って、身を固めて、三人が草鞋の緒を結んでいるところへ、母屋から作男が何者をか案内してきた。
— 岡本綺堂 『鷲』 青空文庫
そのうしろ姿を見送って、お豊の夫婦はさらに作男にも挨拶して、恐る恐るに座敷の縁先へ廻ってゆくと、それを待つように又次郎は縁に腰をかけていた。
— 岡本綺堂 『鷲』 青空文庫
隣りの明いた室へ、たまに一晩どまりの客はあるが、工女に募集されて行く途中で、その募集者に自由にされる女であつたり、どこか近所の驛から作男と密會しに來た細君であつたりする。
— 發展 『泡鳴五部作』 青空文庫
彼が火箸を叢の中に抛ったとき、銃砲の音で一人の作男がそこへ寄って来た。
— 佐左木俊郎 『熊の出る開墾地』 青空文庫
併し藤沢は、その以前から五六人の作男を使って自分も耕作をやっていたので、その人達のための炊事をしたり、自分の身辺の世話をしてくれる婦人を必要としていた。
— 佐左木俊郎 『熊の出る開墾地』 青空文庫
作例 · 標準
昔は多くの農家に作男がいた。
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作男たちは夜明け前から働き始めた。
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彼は村で一番働き者の作男として知られていた。
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